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このブログは、元某進学塾講師の

わが子の小学生~中学生時代の学習の記録を

中心にお届けします!

 

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近年、教育の現場でもデジタル化が進み、タブレットを使った学習が一般的になってきました。

 

一方で、紙のテキストを使った従来の学習方法も依然として根強い人気があります。

 

親としては、どちらが子どもにとってより効果的な学習方法なのか、悩むところかもしれません。

 

そこで今回は、タブレット学習と紙テキスト学習の違いを、メリットやデメリットを踏まえながら比較し、どちらがより子どもに適しているのかを考えてみたいと思います。

 

タブレット学習のメリット 

 

まずは、タブレット学習のメリットについて考えてみましょう。

 

 

 

 タブレット学習のメリット①:インタラクティブな学習が可能

 

 

タブレットを使った学習の最大のメリットは、インタラクティブな学習が可能な点です。

多くの教育アプリやオンライン教材では、動画やアニメーションを使った解説、クイズ形式での問題解答、リアルタイムでの成績フィードバックなど、子どもが楽しみながら学習できる仕組みが整っています。


これにより、飽きずに学習を続けることができるという点が大きな魅力です。
 

娘が使っているタブレット「RISU」も、リアルタイムな解説動画のおかげで、不明な点をあとまわしにせずすんでいます

 

 

 タブレット学習のメリット②:いつでもどこでも学習できる

 

 

 

タブレットは持ち運びが簡単なので、家の中だけでなく、外出先でも学習が可能です。

例えば、旅行中の移動時間や、ちょっとした待ち時間にも学習を進めることができます。

また、インターネットに接続すれば、必要な教材や資料にいつでもアクセスできるため、時間や場所にとらわれずに学習ができるという利点があります。

 

わが家の場合、旅行やちょっとしたお出かけにも、タブレットひとつだけ持っていけばいいのは最大のメリットと感じています!

 

 

 タブレット学習のメリット③:学習の進捗を管理しやすい

 

 
タブレット学習では、学習の進捗状況がデジタルで管理されるため、子どもがどれだけ学習を進めたか、どの分野が得意でどこが苦手なのかを簡単に把握できます。
 
子どもの学習の進み具合をリアルタイムで確認し、必要に応じてサポートを行うことができるのは大きな利点です。

 

私は日中仕事に出ていたので、帰りの電車でその日の子供の学習状況を把握できたのはとても便利でした。

 

親子のコミュニケーションもはかどります

 

 

 

 タブレット学習のメリット④:アップデートが簡単

 

タブレットを使用した学習では、教材の内容が定期的にアップデートされることが多く、最新の情報やトレンドに合わせた学習が可能です。

これにより、子どもが常に新しい知識を得られる環境が整っています。

 

 

 タブレット学習のデメリット

 

一方で、タブレット学習にはいくつかのデメリットもあります。

 

 

 タブレット学習のデメリット①:視力が心配

 

タブレットの画面を長時間見続けることで、子どもの視力に悪影響を及ぼす可能性があります。

 

特に、ブルーライトによる目の疲れや視力低下が懸念されます。

 

また、タブレットを使う際の姿勢が悪いと、肩こりや腰痛などの体の不調を引き起こすこともあります。

 

 

 タブレット学習のデメリット②:集中力の低下

 

 

タブレットは、学習アプリ以外にもさまざまな機能が備わっているため、子どもが学習中にゲームやSNSなどに気を取られてしまうことがあります。

このような誘惑が多いため、集中力が途切れやすいという問題があります。

 

また、マルチタスクを行うことで、学習の効率が下がることも考えられます。

 

 

一時期は一般のchromeブックを使った学習アプリを使っていましたが、ほかのアプリの通知やサイトが見えてしまうので断念しました。

 

また、進〇ゼミも楽しいんですがエンタメ要素が多すぎて…

 

 

 タブレット学習のデメリット③:デジタル依存のリスク

 

タブレットを使った学習は非常に便利ですが、その一方で、子どもがデジタルデバイスに依存してしまうリスクもあります。

 

長時間の使用によって、リアルなコミュニケーションや身体活動が減少し、社会性や身体的な発達に悪影響を与える可能性があります。

 

 

 紙テキスト学習のメリット

 

次に、紙のテキストを使った学習のメリットについて見ていきましょう。

 

 

 紙テキストのメリット①:視覚的な学習がしやすい

 


紙のテキストは、実際に手で書き込んだり、重要な部分にマーカーを引いたりすることができるため、視覚的に学習内容を整理しやすいです。

 

特に、図やグラフを見ながらメモを取ることで、情報を頭に定着させやすくなります。また、書き込みやページをめくる動作自体が学習の一環となり、記憶に残りやすいという研究もあります。

 

 
紙テキストのメリット②:集中力を維持しやすい


紙のテキストには、デジタルデバイスのような多機能性がないため、学習に集中しやすいという特徴があります。

 

静かな環境でテキストに向かい合うことで、深い集中状態を保ちながら学習を進めることができるため、効果的な学習が期待できます。

 

 

 紙テキストのメリット③:体を使った学習


紙のテキストを使った学習では、手で書くという動作が伴います。この「書く」という行為は、脳を刺激し、記憶を強化する効果があると言われています。

 

特に、漢字の練習や英単語の暗記においては、実際に手で書くことで効果が高まることが知られています。

 

 

私は今でも暗記したいこと、脳内で整理したいことは手を動かすようにしています。

 

大人になっても「手書き」の魅力は見逃せません

 

 

 

 紙テキストのメリット④:電池切れや技術的なトラブルがない

 

紙のテキストは、タブレットのように電池切れや技術的なトラブルを気にする必要がありません。いつでもどこでも使えるという点で、信頼性が高いです。また、長期的に保存が可能なため、後から見返すことも容易です。

 

 紙テキスト学習のデメリット

 

しかし、紙テキスト学習にもデメリットは存在します。

 

 

 紙テキスト学習のデメリット①:情報が限られる

 

紙のテキストは、内容が印刷された時点で固定されるため、最新の情報を得ることが難しい場合があります。

 

また、1冊のテキストに収められる情報量にも限りがあるため、幅広い分野の知識を得るには複数の参考書が必要になります。

 

 

 紙テキスト学習のデメリット②:持ち運びが不便


紙のテキストは重さがあるため、持ち運びが不便です。特に複数の教科書や参考書を持ち歩く必要がある場合、その重量は大きな負担となります。また、旅行先や外出先で学習を進めたい場合には、場所や荷物の量に制限が生じます。

 

 

帰省のとき、とんでもない大荷物になったりしますよね…。

 

中学生になって夏休みの宿題がタブレットで管理できるようになってからかなり負担が減りました。

 

 

 紙テキスト学習のデメリット③:進捗管理が難しい


紙のテキストでは、学習の進捗を自分で管理する必要があります。
そのため、学習が予定通り進んでいるか、どの部分がまだ弱点として残っているのかを把握するのが難しい場合があります。特に、自己管理が苦手な子どもにとっては、紙のテキストだけでの学習は困難を伴うことがあります。

 

 

 

タブレット学習と紙テキスト学習のどちらが子どもに適しているか?

 

その答えは、一概にどちらが優れているとは言えません。子どもの学習スタイルや目的によって、適した学習方法が異なるからです。

 

例えば、インタラクティブな学習や効率的な進捗管理が求められる場合、タブレット学習が適しているでしょう。一方で、深い集中力を必要とする学習や、手を使った学習が効果的な場合には、紙テキストが有利です。

 

実際には、タブレット学習と紙テキスト学習を併用することで、双方のメリットを最大限に引き出すことができます。

 

例えば、国語の問題演習は紙テキストでじっくり取り組みつつ、

算数問題はタブレットでサクサク行う。

調べものには理科や社会の動画解説をタブレットを眺めながら

手で図を書いてみる…といった使い方が考えられます。

 

また、紙のノートに手書きでメモを取りつつ、タブレットで調べ物をするという組み合わせも有効です。

 

親としてできるサポート

 

親としては、子どもの学習スタイルやニーズをしっかりと把握し、それに合った学習環境を提供することが大切です。

 

タブレット学習を取り入れる場合には、使用時間を管理し、視力や健康に配慮することが必要です。

 

また、紙テキスト学習を続ける場合には、適切な進捗管理や学習計画のサポートを行い、子どもが自分で学習を進められるように助けてあげることが大切です。

 

 

わが家の場合はハイブリット!紙学習とタブレット学習の併用で相乗効果を感じました

 

我が家の場合は公文とRISU算数というタブレット学習を併用することで、相乗効果があるように感じています。

 

塾に行かせるほどではないけど、効率のよい家庭学習をさせたい、と考えるパパママにとっては、タブレット学習はわりと「アリ」な選択肢ではないかと思います。

 

色々試してみて、最後は本人が自分自身の勉強方法を見つけていくしかありません。その日まで、親が最低限のフォローとサポートを続けたい所存です。

 

 

娘が使っている算数特化型タブレット「RISU」は、
クーポンコード「eed07a」入れていただくと1週間お試し可能。

 

まずは一度試してみて、向いてないなと思ったら返却可(その場合、送料税込み1980円のみ必要)。うちの子には割と向いていたな、と思い継続しました。
 

お子さんによって向き・不向きがあると思いますが、ひきつづき我が家もトライ&エラーで精進します