ダンナ (古着屋Speech) のブログ -5ページ目

ダンナ (古着屋Speech) のブログ

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彼女は思いのほかお喋りで




高校の話や




友達の話




そして沢山の質問を僕にしてくれた。




僕は




「そうなんや」




みたいな事しか




緊張しすぎて言えてなかったと思う。




でも今思えば




内気な僕に




頑張って喋りかけてくれてたんだろうな。









その日から




車校へ行くのが




楽しみでしかたなくなった。




早起きして




頑張ってオシャレをして




髪型も整えて




いっぱい歯を磨いて




もはや




車の免許を取りに行くというよりも




彼女に会いに行っていた。









気が付けば




お互い冗談を言って




笑い合える仲になっていた。




僕が彼女を少しバカにすると




彼女は僕の肩をバシっと叩く。




最強の笑顔と




白い腕。




ほっぺたのチーク。









こんなに女の子と仲良くなったのは




生まれて初めてだった。




バスを待っている時間と




バスの中にいる時間が




一生続けばいいのにと




本気で思った。









車校の中では




彼女はイケメン達とよく喋っている。




気になって仕方なかったけど




自分を殺して




見て見ぬ振りをしていた。




そうか。










彼女は僕だけの物じゃないんだ。





今頃恋をしている自分に気が付いた。










頭の中が彼女でいっぱいになって




毎日眠れなくなった。




1時間悩んでメールをうっていた。




ヒーローになって




ヤンキーから彼女を救う事ばかり




考えていた。




イケメンになって




彼女とデートをして




アイスを一緒に食べる事ばかり




考えていた。









ドキドキして彼女に聞いた。




彼氏はいるの?




、、、いないらしい。




好きな男のタイプは?




、、、見た目よりも中身らしい。




「けーた君は面白いね」




「けーた君は優しいね」




そんな事言ってくれる女の子は彼女だけだった。









もうすぐクリスマス。









車校が終わってしまったら




彼女に出会えなくなってしまう。









告白をしよう。










あの日はなんだか




いつもより空が遠くて




雲が真っ白で




耳の中を青春が走っていた。









その日彼女は車校を終えて




先に帰りのバスの中に乗って




バスの出発を待っていた。




僕はまだ車校での授業があった。




次の授業まで時間があった。




なんだか




気持ちを伝えたくて仕方なくなって




僕は彼女の乗っているバスまで走った。




そして彼女の乗っている席の窓を




コンコンとノックした。




ガラガラと窓を開けて彼女が言った。




「どうしたのー?、、なんか息あがってない笑?」









死んだっていい。




もうどうなったって構わない。














「あ、あの、す、好きやから、す、好きやでね!!」














今まで聞いた事のない心臓の音がした。




青春がここぞとばかりに音を立てて駆け回った。




生まれて初めての告白だった。









彼女は何故か笑ってくれたのを覚えている。














その夜にメールが来た。




「ごめんね。けーた君はそういう風には見えないんだ。」









無理だってどっかでわかってはいたけど




本当に悔しくて




やりきれなくて




自分の事が情けなくて




たくさんたくさん




泣いたなぁ。









恋をするだけで




人はこんなに風になってしまうのか。









世界を動かしているのは




愛なんだと




気付かせてくれた




すぐに溶けて無くなってしまった




雪のような人でした。









実はこのブログ




彼女も見る可能性がある。




「そんなんじゃなかったじゃん!!」




って




笑ってくれたらいいなぁ。









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おやすみなさい。