サクランボの時期
あまくて酸っぱくて、おいしいね
年に一度の自然からのご褒美の一つ
介護との関わりは自分の生き方そのものであり
自己成長の最大の学び
そんなことを思うのです
産みの親
深由貴さんの介護に関して
はっ
と気付いたことがありました
それは担当の
ケアマネージャーさんからの教え
担当ケアマネージャーさんは
深由貴さんと周りの環境とのワンクッション
深由貴さんと私の潤滑油
深由貴さんと私の支援者、理解者であり
道徳、生き方、介護の先生のような存在です
今回、教えていただいたことは
『尊重』するということ
何でも、私が良いと思うことをしてあげればいい
っていうのは間違いだと気づきました
深由貴さんを『尊重』した
本当の『自立支援』とは何か
それは、自立した生活が
少しでも長く続けられるように
支援をすることなのですね
もっと言えば
今以上に
深由貴さんの能力を発揮できるように
応援すること
私は今まで
何でもかんでも
私がすればいいというふうに思っていました
ところが
それは
私の産みの親、深由貴さんが
『自分でする力
自分で頑張る力
』を
奪ってしまうこと
そして
かえって
「してもらってばっかりで悪い悪い」と
気を使わせてしまうこと
さらに
お金を出したりするということが
支配につながりかねないということに
気づきました
気兼ねをさせてしまうと
本人の言いにくい状況をつくってしまう
言い訳や嘘の原因をつくってしまう
深由貴さんの望みが叶えられるように
手を出したくても、時にはグッとこらえて
見守ること
口を出したくなっても
時には
だまって、見守ること
親がいなかった私は
強い支配下の中で育ちました
コントロールされる恐怖
大人の言うことを聞かないことは最大の罪
罰として叩かれたり、どなられたり
たとえそれが
深由貴さんが自分の人生を自由に生きるための
犠牲だったとしても
同じことを、してはいけない
「為を思って」というのは
『あなたの』であって
『私の』であってはならない
これからも
まわりの方に教えていただきながら
深由貴さんが自分で納得のいく人生にするための
支援をしていきたい
それは私にとっての最大の学びであり
自己成長のチャンスでもあるから
話し方教室 [スピーチ
スピーチ] 福島三千代
