『ヒートショック』
温度の急変で身体がダメージを受けること。
冬場の入浴時などに起こりやすい。
『皆既月食』の夜『ヒートショック』を体験しました
昨日は急遽、変更になったレッスンがあり
時間が空きました
家に電話したらタイミングがあって
夫の常ちゃんが「海の温泉へ行こう
」というので
「じゃあ行こう
」 と張り切って出掛けました
海が見られる温泉『駿河健康ランド』へ到着
折しも『皆既月食』でした
露天風呂に、みんな集まり始めました
ゆっくり進む天体ショー
海から見える大きな月
露天風呂だから
寒いのとあったかいのが混じった感覚
天体ショーは
なかなかなかなか、進まない
サウナへ行ったり
出たり入ったり
そうこうしている間に、めまいと吐き気が
えっ
なにこの感覚
過去にも何度か
先ずはロッカー室へ行って着替えなくちゃ
すると
そこから気を失っていました
目が覚めたら全身クルクルに
タオルに包まれ
ミイラみたいになっていました
すると、また具合悪い波が来て
トイレへ駆け込みました
苦しい~
心配をしてくださっている方々が
追いかけてきてくれて
ドンドン
トイレのドアを端から叩いている
「福島さんですかー
」
返事が来るまで叩いている
トイレの中は「違いますー
」「違います~
」の声が
飛び交っている
「私はここです
」
うぅーっ
返事をしたいけれど苦しくて出来ない
その後
ようやく個室から出られたのですが
また意識を失ってしまいました
目が覚めると
まわりに、スタッフの方だけではなく
大勢のお客様が裸のまま
ミイラの私を介抱してくれていました
スタッフの方が
「ご主人に連絡がとれました。ご主人様はいたって冷静です。」
と報告をして下さいました
しばらくたって「ご主人様からのお届けものです」と
『ポカリスエット』を飲ませてくださいました
そして
お風呂に来ているお客様の皆さんは
見ず知らずの私のために
裸のまま、ずっと付き添って
マッサージをしたりしてくれていたんです
冷や汗で身体中が冷たくて真っ青だったのに
皆さんのおかげで体温が戻ったのです
本当に生き返らせてくださり、ありがとうございました
楽しい温泉に出掛けた
貴重な時間を使って付き添ってくださったのです
5~6人ものお客様
皆さんが飲み物を買ってくださり
そしてスタッフの方も急遽、簡易カーテンで看護スペースまで
作り介抱してくださいました
世の中、暗く悲しいニュースもありますが
『愛』あふれる優しい方も大勢いらっしゃいます
私もその中の一員になりたいと心から思いました
帰りは、夫の常ちゃんが運転してくれました
山道なので疲れます
「ポカリスエットをたくさん飲めし
」
(ポカリスエットをたくさん飲むように)
「あったかくしろし
」
(あたたかくしてね)
と世話をやいてくれるのだけれど
他人には、あんなに素直に感謝できるのに
ついめんどくさい返事をしてしまう
すると
「みっちゃん気を付けんと死んじもうよ
そしたら今度は20代の若くて、おとなしい子と結婚する」と
言っていました
そして、一晩寝たら元気モリモリ
今日のレッスンは
『皆既月食』のスピーチと
『ヒートショック』
『子育て理念』
『営業について』
『バレンタイン』
『防犯』などなど
様々な話題が登場しました
一部、昨夜の自分と重ねながら話を聴きました
この時期
ヒートショックが原因で亡くなられる方は
交通事故より多いそうです
お知り合いの方が、夫婦喧嘩で家を飛び出して
河原で亡くなられた話もありました
どんなに感情的になっても
コートは必ず着て暖かくしてください。とのお話
暖房の効いた部屋からの外出
そしてまた
私のような『露天風呂』もそうです
月を眺めている長時間
ずっと寒いとあったかいの繰り返し
温度差、大変危険です
ほんと皆さんも気を付けてください
話し方教室[スピーチ
スピーチ]福島三千代
