こんにちは
abelogも早いもので15回
3ヶ月経過しました
長かったような短かったような…
バールという社交の場
しかも人と人を結びつけるワイン
それも飛びっきり朗らかで人間臭く
カオスと云うのが最も相応しいイタリアワインを
日々扱っていると
引力というか磁力というか
長い間ご無沙汰していた方と再び繋がったり
自分が仕事を始めた頃の出来なかった記憶や
ソムリエという生き方を選ぶに至った
ルーツになるような出来事を共有するような方と
偶然とは思えないように引き合ったりする事の多い最近です
こんな事情もあり
個人的に最近掘り下げているポイントでもあるのですが
あまりにも普遍的すぎて
我々ソムリエがスルーしてしまっている
私たちをイタリアワインの深淵に引きずり込んだ
きっかけたるワイン
にもう一度向き合っているのですが
その中でも最近のお気に入りの一本が
今週のオススメです
Vinnae Serves Cella ’08
Jermann
¥1100-
インプリチトはフリウリのウディネをルーツに持つのですが
フリウリというところは
皆さん勿論ご存じで今更かと思いますが
イタリアワインにおける白ワインの聖地
と同時に進取の精神が旺盛なことの発露でもあるのですが
イタリアきっての自然派ワインの聖地であったりもします
個人的にはヨスコ・グラブナーに
心酔している私ではあるのですが
そこにたどり着くきっかけになったのが
約10年前、右も左も分からなかった小僧の頃
同じイエルマンの”ヴィンテージ・トゥニーナ”を
初めて飲んだときの衝撃的なまでの旨さは今でも忘れません
この経験などを通して地品種が織り成す
イタリアワインのカオスのジャングルに
足を踏み込んで行ったように改めて思います
イエルマンはイタリア北東部の
フリウリ・ベネツィア・ジュリア州にあるワイナリー。
イエルマン家は1881年に母国のオーストリアから
戦火を逃れて移住し、この地で開墾を始めました
現在の当主、シルヴィオ・イエルマンは4代目になります。
シルヴィオはコネリアーノにある醸造大学を卒業した後、
マリオ・スキオペット氏の教えを受けるなど積極的に知識と腕を磨き
それまでは近郊の住民に売るのみで
知られることのなかったイエルマンを、
一躍世界レベルまで押し上げたのです。
モダンなイメージが先行するイエルマンですが、
ひとつひとつのワインを取り上げると、
モダンどころか伝統に重きを置き、
手堅く保守的ですらあるコンセプトに基づいて
造られていることがわかります。
イエルマンが持つ最大の魅力は、
伝統と革新の融合による“モダン”さなのです。
そうしてイエルマン流にモダンに仕立てられたワインは、
クリアで洗練されたテイスト。
香りや味わいが主張しすぎずエレガントなスタイルは
まさしくフードフレンドリーでどんな料理ともマッチします。
(ここがソムリエ諸氏についついスルーされるポイントだとも思うのですが)
モダンと称されたカンティーナですが
ステンレスと樽のMIXも今では普遍的でさえあるんですがねぇ・・・
フリウリ・ベネツィア・ジュリア州は北をオーストリアと、
東はスロヴェニアと国境を接しています。
スロヴェニア国境に近いゴリツィアという地域は、
オーストリアに帰属していた時代から白ワインの名醸地として名高く、
いまでも高品質白ワインの最大の産地です。
イエルマンはそのゴリツィアのヴィラノーヴァ村という土地に、
150haの畑を有し本拠地を構えています。
ヴィナーエはイタリア土着品種のリボッラ・ジャッラに加え、
イエルマン家のルーツであるオーストリアの葡萄品種、
トカイ・フリウラーノ、リースリングを混醸して造られています。
あくまでも「食事にあわせて楽しめるものを」という考えから、
イエルマンの造り出すワインは決して重すぎたり強すぎたりすることなく、いずれも繊細でエレガントな仕上がりになっています。
重厚な果実味をドライな酸味が軽やかに引き締めており、
飲みやすいながらもコクを感じるバランスの良さが際立ちます。
突っ込んだセコンドが売りのスプレンディドですから
食事の序盤は穏やかで対応力の高い
大人ワインが必要不可欠なこともあり
改めて手にとってみたのですが
実にたまらないですね!
官能と記憶や経験が結びつくような飲み方こそが
ワインを飲む醍醐味の1つでもあるように思うのです
イエルマンはしばらく御無沙汰・・・な皆さん
改めて飲んでみると発見があること間違いなしですし
イタリアワインはじめましての方には
フリウリのワインってステキ!
と感じていただける事間違いなしです!!
初心を思い起こさせるような出来事に
バンコの磁力をぐいぐいと感じております今日この頃
この勢いでほおっておいてもお客様がぐいぐいーーーっと
引き寄って来るなんて・・・・・・ないですよねぇ( ̄へ ̄|||)
今週もこちらから寄っていくくらいの勢いで頑張ります!!
(/ ̄▽)/XXXXXC
SEIJI ABE













