こんにちは
朝方帰る生業の私ですが
峠を過ぎたなんていっておりますが
今朝の気温が1℃で
ヒートテックタイツのテクノロジーをもってしても
耐え難い寒さ…
もちろん寒いのは日中もですから
もう起きれない起きれない
起きたところで身体が暖まらず…
そんな今日この頃です
それゆえ芯から熱を帯びるようなワインに惹かれたりして
一部南のワインなどを扱ってはいるのですが
その中で個人的にもっともホットだったのが
今週のオススメです(もちろんホットワインではないですが)
Arshura Montepulciano di Marche
07 Valter Mattoni
¥1450-
マルケ アスコリピチェーノの若き生産者ヴァルテル・マットーニ
髪型といい、自慢のもっちりボディといい、
何か・・・・とっても・・・身近に・・・感じるんですが・・・
「クルニ」で著名な「オアージ デッリ アンジェリ」で修行を積んだ彼は
畑の正面からアドリア海を見下ろせ、
南にはグランサッソ山が見える絶好のポジションで
10-30と比較的若い樹齢ながらも
自然環境に配慮したわずか1haの畑から
3000本のワインを生産している
どんな人でもばんざい大自然!な気持ちになること間違いなしの
素敵なロケーション!!
しかし彼らの畑は地獄のように暑く、不毛地帯と呼ばれるような
灼熱の乾燥地帯
労働的にも大変きつく、また
経済的にも正直恵まれないこの地域を冗談めかして
そのワインにアルスーラ「灼熱・渇き」と銘打った
とはいえ、貧乏くささの全く無い
若手ならではのとってもおしゃれなエチケッタです
「今までに感じたことの無い、自然な飲み心地で
テロワールを感じさせるようなモンテプルチャーノとは」
と自問しながら積み上げて行った彼のワインは
野生酵母を使い、温度コントロールなしで醸造
同地域でのスターワイン「クルニ」で使ったバリックで熟成させている
ずいぶん前に始めて飲んだときは
もうどうしていいかわからないぐらい
広げた大風呂敷のストーリーがまとめられず
スパイスとアルコールのザラザラゴリゴリだけで
美味しくなるんだろうけど・・・とスルーしていました
今年になってブラインドで
テイスティングする機会があったのですが
ウンブリアの偉大な生産者のサグランティーノと
間違えてしまうほどの仕上がりに化けておりました
14.5度で以前は襲い掛かってきそうなアルコールも
全くもって感じられないほど穏やかで深みのある飲み心地に
太く色鮮やかな果実味と
キレのある爽快感を演出する海洋性のミネラルと酸
冷え切った身体にも抵抗無く染み込み、
身体の奥でその灼熱を与えてくれるような
まるで風邪薬のCM的な素敵な状態です!
バンコの上田はいつもシャツ一枚なのですが
不思議と寒くないそうです
きっと小学生のころは年中ランニング短パンだったに違いありません
え?
「寒い寒いってワインでさえ
暖をとろうなんて代謝が落ちているんだよ
だからそんなにムチムチと・・・」
Orz
SEIJI ABE