SDRを使用したIoT用スペアナの販売:サブギガ対応 | 無線LANオタクのつぶやき:spectrum-tech

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無線LAN関係の状況などをコメントしてゆきます。たまに、無線全般に書いてゆきます。見える化、脆弱性、セキュリティなど

1.はじめに

 明日リリースしますが、スペクトラム・テクノロジー株式会社は、「SDRを使ったIoT用スペクトラム・アナライザ」(以下本スペアナという)を平成29年8月28日より販売開始します。本スペアナは、SDR(Software Defined Radio)を使い、Windows PCで動作します。フロントエンドにAirspy製品を使用し、特にサブギガ(1GHz以下)の920MHz帯のIoT製品に利用できる安価なスペアナです。 通常、スペアナ専用機は百万円以上の価格と数キロの重量ですが、ノートPCで動作しますので、現場調査には最適です。また性能も24MHzから1.8GHzまでの広帯域に対応し、SFDR(スプリアス・フリー・ダイナミック・レンジ)が95dBまで対応します。スペアナの取り扱いに不慣れなお客様のため、14日間の無料サポートと年間有料サポートを提供します。 利用用途は、LPWAN, Wi-SUN, Z-wave, zigbeeなどのIoTの現場調査、故障調査。また、VHF/UHF帯の盗聴器発見、アマチュア無線(430MHz/144MHz/HF帯(注1))のモニタとして利用できます。

http://spectrum-tech.co.jp/products/sdr_spec.htm

 

 

2.内容

(1)特徴

 提供する機能は、スペクトラム・アナライザ、ウォーター・ホール、IFスペクトラム、音声スペクトラムを同時に表示でき、指定の周波数帯をスキャンすることも可能です。録画、ログ記録機能も備えております。また、日本向けに周波数計画、局名を登録済です。

 本スペアナの特徴は以下のとおりです。

① 広帯域・高性能  

 24MHz-1.8GHzまでの広帯域。SN:70dB, SFDR:95dBの高品質、3.5dB NF,最大入力:10dBm,オプションでHF帯までカバー

② 操作性のよさ、ポータブル

 windows PC上で動作し、周波数を選択して、押すだけ。また事前設定によりワンクリックで開始。また、録画、ログ記録機能あり、日本向けに周波数計画、局名を登録済 また、PCとフロントエンドのみで小型軽量。重いスペアナ専用機を使わなくてよい。

③ 低価格

 USBタイプのフロントエンド機器を含めて、低価格で提供。

④ 安心サポート

 安心なマニュアルと14日間の無料サポートを行います。またオプションで年間有料サポートを行います。

(2)活用事例 

・現場調査

 IoTの導入時の現場調査、干渉調査。 

・故障調査

 IoTのトラブル発生時の故障調査、盗聴器探索 

・音声モニタ、スペクトラムモニタ

 アマチュア無線(NFM,AM,USB,LSB,CW)、エアバンド(AM)、FM(WFM)の音声モニタ、スペクトラムモニタとしても利用可能

3.問い合わせ先

当社の強み

・無線LANの専門調査会社として、セキュリティから電波までの無線LANの専門性を強みとしております。

・無線歴35年、SI歴25年の専門家が対応します。

・自社所有の測定ツール(Linux,スペアナ、電波診断ツール、セキュリティ診断ツール、トラヒック診断ツール)により迅速に対応します。 Pythonを使って測定器の開発を行ってます。

スペクトラム・テクノロジー株式会社

http://spectrum-tech.co.jp

電話:04-2990-8881

email:sales@spectrum-tech.co.jp

担当:村上

 

via Spectrum Technology
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