1.はじめに
先日、ある雑誌で特集されていたSDRを見て、少し調査しました。残念ながら日本メーカの姿はありません。目先のお金もうけに走ってしまい、次世代投資を忘れたのか?今後普及するかわかりませんが、たぶん主流になると思われます。無線機の開発費が削減され、バグが出てもアプリ同様改修も簡単です。
2.内容
基本的には、フロントエンドにRF系の機器とPCの組み合わせで構成し動作させます。
(1)代表ソフト
GNU Radio:無料でLinux,Pythonで動作します。GUIも充実してコンポーネントをGUI上で配置し、構成してゆく。
(2)フロントエンド
・USRP:Universal software radio peripheralと言われるものが出ております。主要メーカは、ettus,National instrument
(3)課題
・まだUSRPの価格が高い。大体10万円以上。
・アナログの方が性能が高い?:デジタル処理に入ると性能発揮しますが、RF,IFで性能が決まったりするので、チューニングしているアナログの方がまだコスパがよい?
・電波法:受信機は特に問題ありませんが、送信機は、通信方式を変えると電波法の取得が必要になります。いろいろな波を出すと、端末認証にもお金がかかる。
(4)今後
・安いツールが見つかったので受信機で少しテストします。適宜レポートします。
3.問い合わせ先
当社の強み
・無線LANの専門調査会社として、セキュリティから電波までの無線LANの専門性を強みとしております。
・無線歴35年、SI歴25年の専門家が対応します。
・自社所有の測定ツール(Linux,スペアナ、電波診断ツール、セキュリティ診断ツール、トラヒック診断ツール)により迅速に対応します。
スペクトラム・テクノロジー株式会社
http://spectrum-tech.co.jp
電話:04-2990-8881
email:sales@spectrum-tech.co.jp
担当:村上