1.はじめに
11月5日に日経テクノロジーに「トヨタ、電子制御ソフトを無線で更新する技術を採用へ 」が発表されました、電気自動車を見据えてOTAを積極活用する考えです。一方、電気自動車で1歩先を行っているテスラモーターズがOTAを採用してバグの修復などに大きな成果を上げてます。自動車もPCと同じようにバグが大量に発生し、どう回収するかが、メーカの腕の見せ所です。
2.OTAの仕組み
OTA(over the air)は、ワイヤレスネットワークを介してソフトを更新するサービスで使われるワイヤレスは、考えられるものではWiFi,4G、BTなどがありますが、コストがあまりかからないWiFiになると思います。自宅でWiFiに接続して、アップグレードします。
テスラのアップグレード例
3.OTAの注意点
・WiFiを使う場合は、ハッキングなどの防止対策が重要です。WEP,WPA,WPA2などがありますが、EAP-TLSで電子証明書を使われると思います。
・DoS攻撃に対する対策は難しいと思いますが、検知する。
・MITM攻撃にたいする対応。電子証明書以外ですとMITMで侵入できてしまいます。
4.WiFi Pen Testの実践
http://spectrum-tech.co.jp/service/wifi_pen_test.html
・弊社はWiFiに特化した侵入試験を行ってますので、ぜひ活用ください。
5.問い合わせ先
当社の強み
・無線LANの専門調査会社として、セキュリティから電波までの無線LANの専門性を強みとしております。
・無線歴35年、SI歴25年の専門家が対応します。
・自社所有の測定ツール(Linux,スペアナ、電波診断ツール、セキュリティ診断ツール、トラヒック診断ツール)により迅速に対応します。
スペクトラム・テクノロジー株式会社
http://spectrum-tech.co.jp
電話:04-2990-8881
email:sales@spectrum-tech.co.jp
担当:村上