1.はじめに
Raspberry Piを使ったプロトコル・アナライザは現在好評発売中です。これまでに頂いた質問の中から回答します。今回は、よくある例で、WiFiのユニキャストが見れないとの質問です。
2.WiFiユニキャストを見るには
LinuxでWiFi USBを使って802.11のプロトコルを見る場合、通常のwifi USBでは、ブロードキャストとマルチキャストしか見れません。原因は、USBがユニキャストを見れない仕様になっているためです。wifi ユニキャストを見るには、弊社提供のUSBをお使いください。
(1)ユニキャストが出ないUSBのWireshark例

(2)ユニキャストが出る例
データ量がかなり多くなります。

3.弊社提供のプロトコルアナライザ
スペクトラム・テクノロジー株式会社は、「Raspberry Piを使ったマルチ・プロトコル・アナライザ」(以下、本アナライザ)を販売中です。本アナライザは、最新のRaspberry Pi 3モデルBを使って、WiFi、LAN、BLEのプロトロルを簡単に取得できます。 本アナライザにより、WiFiなどのトラブル時に現場で簡単にデータを取得、分析できます。またWiFi機器開発時の確認、WiFiなどのプロトコル学習、WiFi動線管理など複数の用途で使用できます。Raspberry Piをベースにモニターモード用WiFi USBを標準実装し、Linuxの複雑な設定も完了しており、初心者の方でもすぐに使えるプロトコル・アナライザになっています。WiFiの他、LAN、bluetooth (BLE)のプロトコルも取得できます。プロトコルの取得ツールには業界標準のWiresharkを使用します。 スマホ、タブレットから操作でき大変便利です。
4.問い合わせ先
当社の強み
・無線LANの専門調査会社として、セキュリティから電波までの無線LANの専門性を強みとしております。
・無線歴35年、SI歴25年の専門家が対応します。
・自社所有の測定ツール(Linux,スペアナ、電波診断ツール、セキュリティ診断ツール、トラヒック診断ツール)により迅速に対応します。
スペクトラム・テクノロジー株式会社
http://spectrum-tech.co.jp
電話:04-2990-8881
email:sales@spectrum-tech.co.jp
担当:村上