1.はじめに
電子レンジは2.4GHz帯を使用しており、無線LANに確実に影響します。今回、その電波干渉により、伝送速度がどれくらい低下するのか調査しました。
2.調査結果
・条件:電子レンジの距離:3m、無線APの距離:1m、回線:フレッツ光 マンション VDSL、ISP:ぷらら、埼玉、無線LAN:CH11、20MHz,11n、117Mbps
・平常時の2.4GHz CH11の伝送速度:26Mbps
・電子レンジの使用時の伝送速度:9Mbps(▲65%低下)
3.干渉軽減対策
・今回使用した電子レンジは、CH7-CH14までに干渉波が発生。無線LANは、CH1,CH6を固定して使用する。(電子レンジによりどの周波数を使っているか不明)
・電子レンジと無線AP、端末の距離を15m離して使用する。(現実的には難しいかも)
・映像を見ているときなどは、電子レンジの使用は控える。
URL: youtu.be

4.問合せ先
無線LANの専門調査会社であるスペクトラム・テクノロジー社による電波干渉調査です。今回は、電子レンジがCH7-CH14まで影響し、伝送速度が26Mbpsから9Mbpsまで低下します。映像伝送ですとフリーズする場合もあります。自社所有の測定器で、無線歴35年によりトラブル対応力No.1を目指します。是非電波調査は、ご用命ください。
スペクトラム・テクノロジー株式会社
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電話:04-2990-8881
email:sales@spectrum-tech.co.jp
担当:村上