【STU48】20日のドラフト3期生コンサート〜菜の花が咲いた日〜 感想 | 乗りつぶしに行ってきた!

乗りつぶしに行ってきた!

乗り鉄好きが書く乗車記が"一応"メインです。
JR全線完乗が目標!(現在は99%乗車済)

2024年4月20日(土)13時10分

広島JMSアステールプラザ 大ホール

 

ドラ3コンサートを観に広島にやってきました。

 

 

この日は本当は別の予定が入ることになっていたんですが、3月上旬になくなり

何気なくSTUの公式HPを見ると、ドラ3コンサートのチケット発売中なのを発見しました。

広島開催のSTUコンサートはしばらく観ていなかったのを思い出したので、3つある席種のうち

12列目までに着席が確約される席(菜の花畑席)に応募して、当選。

 

 

菜の花畑席の「菜の花」は『やがて菜の花が咲く頃』というSTUのドラフト3期(加入当時は5人)に書き下ろされた楽曲名から来ているもので、

コンサートで流れるたびに黄色一色のペンライトカラーで客席が染まることから「畑」というように評したようで、ネーミングセンスの高さを感じました。

 

朝から広島に移動を続けて開演20分前に到着して、このタイミングで座席を確認したところ12列目の表示が出て、

どんなに悪くても12列目という中で一番後ろを引き当てる己の引きの悪さに辟易しながら13時半過ぎに開演しました。

 

 

 

 

セットリストは以下の通り。

 

M00:overture

M01:やがて菜の花が咲く頃

M02:息をする心

M03:オネストマン

MC1

M04:メドレー(ロマンスかくれんぼ、渚のチェリー、スカートひらり、#好きなんだ、出航)

VTR

M05:愛しさのディフェンス

M06:だらしない愛し方

M07:Two years later

M08:キリギリス人

MC2

M09:今日は負けでもいい(沖)

M10:ひまわりのない世界(沖・信濃)

M11:僕のエール(中村)

M12:ジワるDAYS(信濃)

M13:思い出のほとんど(沖・中村)

M14:抑えきれない衝動

M15:風を待つ

M16:君は何を後悔するのか?

EC1:ここがロドスだ、ここで跳べ!(沖、信濃、中村、溝口、由良)

EC2:やがて菜の花が咲く頃(沖、信濃、中村、溝口、由良)

EC3:非全力(沖、高雄、原田)

EC4:好きになれただけで幸せだ(沖、甲斐、信濃、尾崎、川又、工藤、諸葛)

EC5:ツンデレ!(沖、吉田)

MC3

EC6:思い出せてよかった(沖、山本)

EC7:笑顔のチャンス(石田、沖、福田、尾崎、中村、吉崎、高雄)

EC8:桜の木になろう(沖、今村)

MC4

EC9:僕はこの海を眺めてる(沖)

MC5

EC10:GIVE ME FIVE!

 

2018年1月にドラフト会議で指名された時は5人でしたが、2019年8月には3人になりました。

そこから4年以上は卒業者が出なかったんですが、今回をもって沖ちゃんが卒業するということで、

終盤は卒業セレモニーも併せて行われる内容でした。

 

1曲目はこのコンサートの副題、そして座席にも名付けられた『やがて菜の花が咲く頃』が流れて、

これはSTUドラ3期のテーマ曲よねぇ…としみじみ聴きながら、『オネストマン』で場内が温まったところで、

ドラフト3期にまつわる楽曲メドレーが始まりました。

『渚のチェリー』や『スカート、ひらり』はたぶんコロナ禍以降では初めて聴けて久しぶりだったわけですが、

独特のコールは覚えているもので、頭では忘れていても身体が覚えていることを実感しました。

メドレーの5曲は選曲、並び共に申し分ないもので、緩いケチをつけるなら全曲ワンハーフで聴きたかったところです。

 

メドレー後はかっこいい系楽曲パートに移って、このパートは沖ちゃんが選曲したそうです。

『愛しさのディフェンス』は元々が3人ユニットなので違和感なく観れて、

『だらしない愛し方』は16人が元ですが、3人でステージ上手側から下手側へと所狭しにムーブしていて、

楽曲のリズムにあったせわしなさが良でした。

『Two years later』はHKT劇場にてこの2年で散々目にしている16人楽曲なので、3人でかつSTUメンバーがどう表現するのか、注目することにしました。

歌いだしは沖ちゃんでセンターポジションに立っていた、そらはを払うような動きを見せて歌っていて、オリジナルの歌いだしとは異なる荒々しいスタートをしていて、残りは3人で一組になってオリジナルとほぼ変わらない動きをしていました。

まぁ最初だけオリジナルから変化をつけていたわけですが、表情の作り方は3人とも常に微笑んでいるように見えて、いつも見慣れているHKTの場合だと悲壮感溢れる表情をしているのが常なので、この辺りの捉え方が異なっていて、なかなか興味深かったです!

ラストは『キリギリス人』でこれまでのコールなしからコールありの曲で〆にしたのは良いセトリの組み方でした。

 

MCを挟んでユニットパートに移るわけですが、沖ちゃんとそらはが続々と準備のために捌けていく中、

舞Qだけがステージ上に残されて一人MCを担当することになりました。

急にオドオドしながらも「超絶可愛い!沖ちゃん!」を2回客席に叫ばして正味2分ほどの短い時間を乗り切っていて、

個人的にはこのコンサートでの最大のハイライトシーンだったかもしれません!笑

 

ユニットパートからは徐々に沖ちゃんの卒業セレモニーっぽい雰囲気になるのを感じました。

その雰囲気が頂点を迎えたのが『思い出のほとんど』で、歌いだしを務める沖ちゃんの後ろから舞Qが登場して、

歌唱するのが厳しくなるくらい泣いているのを観てるとこっちも泣かざるを得なく、

"沖舞"という一見仲が良さそうで良くはない時期も長かったコンビのSTUで観れる最後の楽曲であることを舞Qの涙から把握することができました。

間奏中に二人で向き合ってそのほとんどで言葉を交わしていましたが、最後まで舞Qの涙は途切れることはありませんでした。

でも舞Qがすごいのはその次の『抑えきれない衝動』で、感情がめちゃくちゃになりながらもきちんと踊り抜いていて、

そこはプロらしさを感じながら観ていると、

『風を待つ』で練り歩きが始まるということで、舞Qがいきなり自分の一番近い通路をゆっくりと登ってきていて、これは見つかる…!と観念したわけですが、

えーっと、レスはもらえずに通り過ぎていきました…笑

正確にいうと自分が座っていた列を通るときには向こう側の列を見ていたので、後ろ姿を見るだけに留まり、

透けるオタクを確信を持って実現できた瞬間でした。笑

ちなみに大ホールと銘打った会場での練り歩きなので、レスがもらえない可能性が高まるのは承知の上なので悪しからず。

 

アンコールが明けて1曲目は『ここがロドスだ、ここで跳べ!』が流れて、ドラフト生合宿&ドラフト会議の公式アンセム的な位置付けを担う楽曲で、

まだダンス経験の浅いメンバー用に備えてそこまで難しさを感じないシンプルな振り付けなんですが、

メロディーの熱さでジリジリやられていました。

1サビに入る手前だったと思いますが、ステージ袖から同時に1人ずつ登場して合計5人が立つ展開になり、

卒業した由良ちゃんとあいぽんちゃんがライトに照らされると、思わず声を上げるしかない状態でした!

由良ちゃんは卒業後も芸能活動を続けているのは知っていてそれでも卒業してからは初めてだったのでびっくりしたんですが、

あいぽんちゃんは完全に一般人に戻っていたので、本当に予想外でした。

二人とも高めのヒールを穿いて踊っていたんですが、由良ちゃんはそつなく動けていたのに対して、

あいぽんちゃんは緊張もあってステップを踏むときの動きにやや鈍さがあったのと表情もきつそうにしていて、

卒業してから5年近くのブランクを埋めることは容易ではないことを感じることができました。

 

そして5人による『やがて菜の花が咲く頃』が披露されました。

菜の花は『風を待つ』のカップリング曲で収録されて、発売されたのが2019年2月で一応5人バージョンの振り付けも振り入れしていたそうですが、

発売された翌月にあいぽんちゃんが卒業してしまい、5人で披露することはなく現在に至っていました。

当時は自分もSTUに厚めに目を向けていたので、菜の花で5人が揃うのをいつの日か観てみたいと思いながらも時が過ぎてしまい、

ここ最近はあまり熱心にSTUの現場には行かなくなってしまったものの、ひょんなことから入ったこのコンサートで初の5人バージョンの菜の花を観れるとは…なんというめぐり合わせなのか…

歌いだしで沖舞がステージ上手側で並んで歌唱する中、残りの3人が下手側でパフォーマンスしてるという正式版の菜の花のフォーメーションを確認しながら感慨深く観ていました!

 

そんなエモーショナルな時間が過ぎて、ようやくここから沖ちゃんの卒業セレモニーが始まりました。

STUメンバーの卒業コンサートに入ったのは実は初めてで、ドラフト3期、MiKER!、瀬戸内PR部隊とある程度STUのコンサートに入っていれば5人や7人の姿を観ただけで何の括り(ユニット)なのかが分かりやすかったです。

他の48グループの卒業コンサートや卒業公演に何度か入っていますが、1曲で5~7人も出演することは稀で、

あっても何の括りが不明確でその後のMCで明かされることがあるので、

チーム制でなくユニット制度を複数敷いていたことのメリットがこういうときに最大限に生きているように感じました。

 

 『非全力』は沖ちゃんが組んでみたかったという、さーやんとさやかりんの二人で、福岡勢の強さを感じたり、

MiKERの中で一人だけ初めて観るメンバーがいて、"誰だ!?君は!"という目で、のあぴをガン見したり、

『思い出せて良かった』ではNMB所属で同じドラフト3期生のみかにゃん(山本望叶ちゃん)が登場して、眼力の強さに圧倒されたり、

瀬戸内PR部隊だと7人のうち唯一卒業した吉崎凛子さんも出演して、この7人でのコンサート・公演は3回ほど観たことがあるので、高雄探偵のクダリとか非常に懐かしかったです。笑

 

そして『桜の木になろう』では先月卒業したばかりの今村美月さんが出てきました。

髪はバッサリとカットして腕を出さなくても良いのに気合いを入れてノースリーブを着用してて、このコンサートで一番涙ぐんでいた沖ちゃんを常にニコニコしながら歌唱していたのを観て、これからもマスコット的な存在でいてほしいのと、

今村さんの卒コンは入りたかったもののスケジュールの都合で応募さえできなかったので、

約20日遅れで卒業祝いも兼ねてペンライトカラーを紫×ピンクにしたのはお許しください。笑

 

沖ちゃんのソロ歌唱を終えて、そらはと舞Qの順にお手紙が朗読されました。

自分の席のすぐ後ろがカメコ席だったわけですが、ずっとシャッター音が聴こえて、そらはの手紙の冒頭は集中しにくかったので、

運営さんから撮影を控えるように通知してほしかったところで、ここだけが残念な点でした…

続いて舞Qからで、喧嘩することも多かったこともあって6年間で初めて書く手紙で、口をきかずにいた時期は今となってはもったいなかったと詫びていて、

(今だに言い争い的なじゃれ合いはしてるが…)今では唯一無二の存在で沖舞は永遠で、

新しい世界へ挑戦を応援するからガンバレ!と締めくくって初めての手紙を読み終えていました。

 

時折disりも入れながらで舞Qらしいというか、沖舞だから書ける内容で、基本的に攻めの沖ちゃん、基本的に守りながら沖ちゃんには序盤から攻める舞Qのじゃれ合いを定期的に見ることはなくなりますが、またどこかで復活するでしょう。

あと忘れちゃいけないのがドラ3期が5人揃った中では永遠の末っ子なのに一番しっかりしてる、そらはの頼もしさも光ったコンサートでした。