2023年4月1日(土)
17時半 パシフィコ横浜・国立大ホール
昼の春コンに続いて、奈子ちゃんの卒業コンサートに入場。
こっちがメインイベントな感じで昼コンサートに続いてプレミアムシートを取るべきなんでしょうけど、
27,500円というチケット代に怯んで一般指定席を取ったところ、1階席の前から13列目ながら一番上手側の席に着席。
目の前にステージはなく壁で、客席の傾斜は緩めだったので視界状況は険しかったです。
M00:overture
M01:君はもっとできる
M02:ビーサンはなぜなくなるのか?
M03:突然Do love me!
M04:ウインクは3回
MC1
M05:わるきー(3期生)
M06:行くぜっ!怪盗少女(矢吹、松岡、今村、本村、秋吉)
M07:Seventeen
M08:月と水鏡(Piano:梁瀬鈴雅)
M09:生意気リップス(なこみく)
MC2
M10:Make noise(矢吹+6期生)
M11:夏の前(矢吹+チームKⅣ)
M12:アイドルの王者(チームH)
M13:センチメンタルトレイン
M14:思い出のほとんど(矢吹、栗原、山下)
M15:友達でいられるなら(矢吹、田中美)
M16:2018年の橋(矢吹、兒玉遥、田島芽瑠、朝長美桜)
M17:君の名は希望(矢吹、指原莉乃)
M18:いじわるチュー(矢吹、兒玉、田島、朝長、指原、村重杏奈)
MC3
M19:大人列車
M20:意志
M21:早送りカレンダー
M22:最高かよ(全員+OG)
M23:桜、みんなで食べた
EC01:ここにいたこと
EC02:君はもっとできる
EC03:メロンジュース
EC04:12秒
18時に開演。
主役の奈子ちゃんは全曲出演で、最初の4曲は奈子ちゃんがセンターを務めた楽曲を並べていました。
M05からは過去のHKTコンサートでの映像がたびたびモニターに映る中、映像と同じ曲を奈子ちゃんだけは同じ歌割りで歌唱していて、
座席位置的に過去映像をメインで観ていて、若い頃の奈子ちゃんを懐かしんでました。
M14とM15は同期の中でも思い入れのある3人(さえみりー&みくりん)との歌唱で、さえみりーが涙するのは見慣れているんですが、
普段は強気なみくりんが序盤から歌えなくなるくらい泣いていたのが印象的で、M09の『生意気リップス』を含めて、
約10年くらいコンビでもありライバルだった2人の最後の歌唱はハイライトシーンでした。
M16~M18は卒業生が登場して、はるっぴ以外のメンバーはあんまり見た目は変わってなかったものの、
はるっぴだけは現役の頃より大人びていて髪の長さがショートからロングになっていて、モニターのテロップに名前が出ていなかったらわからなくなる姿に変わっていました。
M18ではリハーサルではしてなかった卒業生を置き去りにしてトロッコに乗る演出をしたわけですが、村重ちゃんだけ奈子を応援しにきたからという理由で、一緒にトロッコに乗り込んで、
逆に奈子ちゃんを驚かせていたのは現役メンバーでは誰も真似できない発想と動きをしてました。笑
『最高かよ』では指原さんの煽りを久々に聞けたからか、場内は盛り上がっていたわけですが、
その直後のMCで地頭絵音々ちゃんが卒業生が形にしたポジションや煽りを現役の自分達が代わりに入っているだけで、卒業生と一緒に同じステージに立つとまだまだで、自信が…がと発言していて、指原さんが一生懸命フォローに入っていたのも印象的でした。
確かにMCだと村重ちゃんとか指原さんの2人はバラエティ番組で定期的にお笑い芸人さんに混じって喋りの仕事をするのでこれは致し方がないことで、
煽りだと昔懐かしく慣れ親しんだ声で叫んでこられると、曲が終わってすぐにやっぱこっちの方がしっくり来るなぁ~と端で聞いてても感じたことだったので、音々ちゃんが自信を失いかけるのも理解できました。
この課題はHKTに限らず48グループなら土台を作ってきた1期生のほとんどがいなくなると発生してしまうわけで、
歴史はこうやって繰り返されるのだなと感じました。
打開策としては自分たちだけに割り当てられた新しい曲の中からいかに早く盛り上げるポイントを見つけるか?が焦点で、
あとは現場に入ったオタクたちの対応能力も試されそうで、今回のコンサートから声出しは可能になったものの、これまでの3年間は声を出さずに優雅に観れてある意味で楽を覚えてしまっていて、自分含め声を出してない人の方が圧倒的に多かったので、
自分ならマスク着用なしで声出し可能となったときから、頑張って声を出そうと思います。笑
MCや煽りでは卒業生に劣っていたかもしれませんが、パフォーマンスでは卒業生が現役のころと何ら変わらないものを魅せてくれていて、『Make noise』では新小6のゆいなちゃんがまだ細かい振りはまだおぼつかないものの、最低限の動きはできていましたし、
『生意気リップス』の歌唱前の寸劇だと、はんちゃんと安井ちゃんの二人がHKTに加入したばかりのなこみく役としてたわけですが、
れいあ姫のピアノ伴奏に合わせて10分くらい演じてて、二人とも長セリフをほとんど噛まずに感情も程よく入れつつ演じていて、
昨年10月の幕張でのコンサートで似たような寸劇をした頃に比べれば、格段に演技レベルがあがっていたので、この二人をMVPにしたいと思います。
そんな感じでわずかながら6期生(特に年少組)が成長しているのを見届けながら、足掛け10年で立派に成長して飛行機のマイルもたっぷり貯めた奈子ちゃんのスピーチを聞いて終演。
奈子ちゃんについては、デビューしてから劇場で観たのは今年2月の「目撃者」公演だけで、そこまで思い入れのあるメンバーではないんですが、紗英ちゃんの同期だからという理由で入ることとして、紗英ちゃんの素敵なお祝いメッセージも聞くことができたので、入った甲斐のある卒業コンサートだったと思います。