2025年9月14日(日)
13時 中央弘前駅
青森県弘前市と大鰐町を結ぶ弘南鉄道大鰐線。
弘南鉄道は大鰐線の他に弘南線(弘前〜黒石)の2路線あり、今回は弘前から1.4km離れた中央弘前から延びる大鰐線に乗車します。
車両は7000形の2両編成。
1988年に東急電鉄から譲り受けたもので、1960年代に製造された車両で60年ほど経っても走り続けているのが驚きです。
車内は冷房はついていなく天井に扇風機がつけられていて、
元々都会を走っていた車両なのでオールロングシートとなります。
座席のカラーはワインレッドを採り入れていて、まだまだ現役でやっていけそうな内装でした!
中央弘前13時30分→大鰐14時4分
中央弘前を出発すると、弘高下、弘前学院大前、聖愛中高前、千年と停車していき、ここまでは弘前市街地な雰囲気で、家々が連なる区間を通っていきますが、大和沢川を渡って
小栗山から先はりんご畑や
田園地帯も目に入るようになります。
松木平を過ぎて津軽大沢に停車すると大鰐からやってくる列車との行き違い待ちを経て、
義塾高校前を過ぎると、石川陸橋を渡り、
その間にJR奥羽本線をオーバークロスしていきます。
石川を過ぎて平川という小さな川を渡ると
石川プール前に到着。
次の鯖石は向かう途中に弘前市から大鰐町へ入っていきます。
その次の宿川原を出発すると並走する平川の先にJR奥羽本線の線路も見えるようになり、
少しの間だけ離れるも今度は奥羽本線が平川を渡ることで真横を並走するようになったところで、
終点の大鰐に到着します。
大鰐線は弘前市近郊部に住む住民向けに1952年に開業されましたが、利用客数の減少を理由に2028年3月をもって休止することを昨年11月に発表しております。
まだ休止に向けた動きは見ることはなかったのですが、2027年の春からは少しずつ話題になっていくと思うと、今のうちに乗っておいて良かった路線でした。
特に石川陸橋は大鰐から中央弘前に戻る際に途中の義塾高校前で下車して実際に橋の下をくぐりました。
橋を渡るときもですが、橋の下からでも圧倒的な存在感を感じれて休止にするのはもったいないと感じる路線でした。











