仙台七夕開催期間中、今、仙台市は一年で一番人が訪れています
震災の影響で仙台七夕は少し規模を縮小しての開催、それでも例年以上の盛り上がりをみせています
祭りで人が多く、歩くのも大変な状況・・・そんな状況だと必ず親とはぐれてしまう子供たちもいますよね
その、親とはぐれてしまった子供たちの救世主が、祭りのスタッフ、迷子センターの職員たち
昔、そんな迷子の子供たちを預かる迷子センターの人とお話する機会がありました。
迷子の子供たちを預かる時、大変なのが子供たちから、なかなか情報を得られないことみたいです
迷子になる子供たちは、小さなお子さんが多い・・・つまり、私たち大人と違い物事を表現する話術が苦手、そして親とはぐれてしまった状況に恐怖を覚え、不安になり混乱しています
そんな、混乱状況だと、子供たちは自分の名前や親の名前を言えなかったり、ずっと泣いていて過呼吸になっていたりするそうです。
迷子センターのスタッフが最初に行うことは、子供たちを落ち着かせ、スタッフのことを救世主と思ってくれるようにすること
具体的には、泣いている子供にぬいぐるみやヒーロー物のおもちゃであやしながら落ち着くのを待つ。
少し落ち着いてきたら、子供の話をまずじっくり聞いて、その後に迷子になった状況や、子供の名前、親の名前を手探りで聞くみたいです。
そして迷子のお知らせを流す時にも気を配るみたいで(観光で来ている親御さんは場所がわからないことが多いため)具体的な場所を目印などを添えて放送を流すみたいです。
そんな、子供たちの救世主のおかげで祭りも楽しめる状況に私も感謝したいです(私も子供の頃よくお世話になりました)