こんにちは、シマシマです
今回は、私が応援している
場面緘黙がある女の子をご紹介させてください。
今日の主人公は、13歳のパティシエ、
「みいちゃん」こと杉之原みずきさんです。
彼女は、場面緘黙症でありながら、
自分のお店、お菓子工房をオープンさせました！
まずは、こちらの動画をご覧くださいね！
「みんなを笑顔にしたい」
「お菓子でみんなを幸せにしたい」
そんな気持ちがこもった、
ステキなお菓子を作っているみいちゃん。
場面緘黙症とたたかいながら、
みいちゃんの夢、自分のお店ができるまで、
どのような道を歩んできたのでしょうか？
はじめに、
「場面緘黙症」について少し触れておきます。
緘黙(かんもく)という言葉が難しく、
わかりづらいかもしれませんね。
場面緘黙症 (ばめんかんもくしょう)
話す能力があるにもかかわらず、
ある特定の場面では発言や会話ができなくなる状態。幼児期に出現することが多く、家族とは話せるが、学校などでは誰とも会話できず、また、他者との関わりを避けようとするなどの行動がみられる。社会に対する不安や緊張が強いために起こるとされる。選択性緘黙症。選択無言症。
ーgoo国語辞書より
場面緘黙症の場合、
家族の前では話すことができても、
一歩外に出ると、たとえ身近な人であっても
発言や会話ができなくなることが多いです。
以前、私は場面緘黙症の高校生と
関わることがあったのですが、
家族の前であっても、私がいると、
話すのをやめて筆談をしていました。
もし、場面緘黙症の子どもがいたら、
話すことを強制するのではなく、
不安や緊張を理解することが大切です
みいちゃんは、自宅以外では、
体が動かず声も出すことができません。
でも、お菓子作りと出会ってから、
みいちゃんの世界は広がっていきました
きっかけは、お母さんが渡してくれたスマホです。
お菓子作りのレシピ検索アプリで、
レシピを見ながら独学でお菓子を作り始め、
Instagramで料理やお菓子の写真を投稿したり、
スイーツカフェを出店したりする中で、
少しずつ自信をつけていきました。
そして、クラウドファンディングで寄付が集まり、
去年1月に念願のお店がプレオープン！
今は、養護学校に通いながら、月2回お店を開き、
15歳になる2年後のグランドオープンを目指して
日々お菓子作りに励んでいるそうです。
今から2年後が楽しみですね！！
みいちゃんのお菓子工房の
ホームページも是非ご覧ください！！
⬇️⬇️⬇️
「みいちゃんのお菓子工房」
（滋賀県近江八幡市上田町）
いかがでしたでしょうか？？
美味しそうなお菓子やケーキがいっぱいの
みいちゃんのお菓子工房に
行ってみたくなりませんか？
お店では、
みいちゃんの分身ロボット
「おりちゃん」がお出迎えしてくれます。
分身ロボット「OriHime」(※) を、
みいちゃんが遠隔操作することで、
お客さんとコミュニケーションを
取ることができるのです。
分身ロボットを使うことで、
その場にいなくても接客が可能になるとは、
素晴らしい技術ですよね。
ご興味のある方は
「OriHime」のホームページをご覧くださいね！
夢に向かって頑張っているみいちゃん！！
みいちゃんの活躍を見た子ども達は、
「自分にも何かできるかもしれない」
という気持ちが沸き起こってくるかもしれません。
自分の好きなことで
将来の夢を叶えるために
一歩を踏み出す勇気が出てくるかもしれません。
みいちゃんが夢を追いかける姿は、
障害をもつ子ども達の希望です。
それでは、今日も素敵な一日をお過ごしください。
シマシマでした
終わりに一言
ツイッターで、
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ブログをもっとたくさんの方に
読んでいただけたらと思っています。
特に、「特別支援教育」に興味のある方にとって
ためになるお話や、元気が出る話など、
中心に書いていきまので、
これからも応援よろしくお願いします