泰明庵さん
お昼時はいつも行列ができていて
いつか入りたいと思っていたお店です
14時過ぎ
店内は2階まで満席で、
ちょっとした人気居酒屋状態です
🙎🏻♀️:「お食事？お酒？」
:「おっ、会って5秒でいきなりタメ口？」
🙎🏻♀️:「注文は決まった？」
:「ビール小瓶でお願いします」
🙎🏻♀️:「あそこに相席で座ってね」
:「どうも、相席失礼します」
👴🏻:「こんにちは、どうぞどうぞ♪」
最初はちょっと驚いたが
店員さんも慣れたら温かい雰囲気だし
飲んでいるお客さんもどことなく
皆さん礼儀正しく品格がある
さて、メニューはというと
壁にぎっしりと貼られたメニュー札を
見ながら選びます
よく見ると蕎麦には値段が書いてあるが
おつまみには値段表記がありません
はじめてだと、多少緊張感が走りますな
探す楽しみもあるが
お目当てを見つけるのも大変です
あった、あった、せり発見💡
まずは蕎麦の前に…
○せりひたし
せりのお浸しをいただきます♡
残念ながらお浸しには根っこはなし
卓上の醤油をかけて、
甘いほうれん草のお浸しとは違う
爽やかな香りとほろ苦さのある
大人のお浸し
ジャクジャクっとした食感もいい
○たらの芽天
🙎🏻♀️:「塩？天つゆ？」
:「えっ！？どっちもいいな、両方で！」
🙎🏻♀️:「塩はテーブルにあるから勝手にかけな」
:「なら、天つゆをいるかだけ聞けー」
まさに塩対応
天つゆは別料金がかかるのかもしれません
銀座の蕎麦屋さんで、
たらの芽と人生のほろ苦さを味わいながら
酒を飲みます
出羽桜を冷たいので(*´Д｀*)
○にら玉子とじ
いつも『かつ煮』なので
たまには違うのにしてみました
しかし、びっくりするほどの巨大サイズ
相席された人にお裾分けしたいくらい
ふわふわの出汁を吸った玉子と
ニラがとても甘い♡
優しい味わいで七味をかけても抜群
日本酒とも最高で
もう1杯は七本槍をいただきます
🙎🏻♀️:「同じコップでいいね？いいね」
:「コップンカー、コップ洗ったかあ」
さて、酒飲みの皆さんは〆に
さっぱりしたせいろが人気の様子ですが
お目当ては『せりそば』です
せりそばは
“せいろ”と“温かい”のとがあり
かしわ(鶏)と肉(豚)とが選べます
そして、私が選んだのはというと…
○せりカレーそば
せりそば×カレー
冬の最強あったか蕎麦
💁🏻♀️:「根っこはどうしますか？」
:「入れてください」
💁🏻♀️:「根っこ入りね♪」
スープはレンゲになかなか掬えないほど
超濃厚系、レベルMAXなトロミ
出汁の旨みも感じるが
それ以上にカレーがスパイシー
鰹出汁からの旨みと酸味に
せりの爽やかな香りとスパイス
辛味と苦味がクセになります♪
そして、お蕎麦もボリューミー！
細打ちでやや柔らかめ
つゆの濃度とあまりのボリュームに
丼の底にくっついてしまうので
早めに箸で天地返しをしないと
大変なことになるぞ(笑)
そして、細いお蕎麦がツユをよく吸って
食べても食べても、
これがなかなか減らないんだ
カレーが服に飛び散らないよう
細心の注意を払って完食
くるひ～
疲れた胃を優しくいたわる
七草でも有名なセリですが、
食べ過ぎて胃を痛めてたら
元も子もないですからね
お会計で内心ドキドキしてましたが
ホッ、思ったより安かったw
値段のないメニュー
せりの蕎麦
ちょっと大人になった気分のお蕎麦屋さん
どうも、ご馳走様でした～♪