変化③ | faketownlife

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この世界を嘘にするも真にするも自分次第。矛盾と言う名の海に溺れそうになりながら、「それでもなお」明日を目指すのです。

結果どうなったか。

再就職活動。

「よーし落ちて当たり前。100社くらい落ちてから落ち込むか!」と意気込んでのぞんだ就活。

結果、応募2社目で内定をくれた同業他社に再就職。

活動を初めて1ヶ月程で決着。

会社の雰囲気はとてもよく、すぐになじむことができた。若くて頑張り屋さんが多い。女性ボスも実に楽しい。前職の経験が活き、若いアルバイトの子たちからもほどなく一定の信頼を勝ち得ることができた。イケメン男子君から「きくりんさん、困ったてたら助けてくれるし、楽しいし、人気ですよ」って言われた時は、心からホッとした。周囲からの信頼を勝ち取れるかどうかは、そこで生き残っていくために欠かせない要素だから。一定の研修期間を経て、来月からは店の責任者になる。目指す先はもっと高いところ。

彼女とのこと。

つっても付き合っているわけではなく、恋する親友なわけですが。結局、変わらずに楽しい日々を過ごしてる。お互いの時間軸に大きな変化はなく、むしろ交わりやすくなった。おまけに彼女の職場までは車で数分。住んでいる場所もそう遠くはないので、仕事上がりに彼女を家まで送ってあげられることができる。会う回数が必然的に増え、おかげで会うときのドキドキ感は薄れ、最近では当たり前のように家族を家まで送っているような気持ちになっている。

再就職活動前、俺が恐れていたこととは正反対のことが実現しました。状況は、見事に好転しました。その他諸々、すべて好転している。

一時は諦めていた。そんな時はこないのじゃないだろうかと。ずっと、今現状から抜けられないのではないかと。

あのまま前の会社にとどまっていたらどうなっていたか。今考えればそっちのほうが恐ろしい。

今の俺の課題は明確だ。

経済力をつけること。

彼女は実は良家のお嬢様である。出会った当初から、その会話の節々からなんとなく感じていた。「この娘はお嬢だな」と。それは、彼女の邸宅を見た時に確信に変わったわけで。そんな俺はお嬢様のお目付運転手の立場。まあ、それだけでも十分に光栄なわけですよ。プライベートな時間をご一緒させていただけるわけですから。

そんな彼女との出会いから自覚させられたこと。それは、やはり男は経済力ということ。だから、俺の目下の課題は経済力のある男になるということ一点。

今何を頑張ればいいのか、彼女が明確に教えてくれた。彼女にはそんなつもりも意志もなかったことだろう。彼女とかわした多くの言葉の中から俺が汲み取ったことだ。

来月配属される店舗は彼女の仕事場からは随分と離れることになる。時間軸も完全にずれ、休みが合うこともないだろう。となると、会うことは難しくなるだろう。でも、今なすべきことが決まってるから、今はそれに注力を注ぐ。それが、確かな未来につながると確信しているから。確信をもてると人は強い。迷いを、ためらいを拭い去ることができるから。

結局、自分が自分でいられなければ大好きな人の力になることはできない。だから、そうでいられる道を進む。彼女には、いつ会っても面白く楽しい、輝いた俺の姿を見てもらいたい。「私が大好きになった人に間違いはなかった」って思ってもらえるような男になりたい。

目標は叶えられないことは多々ある。いや、叶えられないことばかりだろう。けど、目的さえ違えなければ、人生を誤ることはない。

こんな俺にたくさんの楽しく幸せな時間をくれた彼女のことが、心から好きで、大好きで、愛おしくて、愛していて。

だから、彼女に会えなくて苦しくて辛い、なんていう弱弱しい生命力に負ける自分でいてはいけないと心に誓う。