香港・銅鑼湾で語学（日本語＆英語）
センターを
31年運営しています。
横井美佳です。
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香港・銅鑼湾で
語学(日本語＆英語)センターを
31年運営しています。
Speakeasy-hkの美佳です。
以前の記事になります。
子供が安心感を得られるとどうなるのかを
お話しています。ぜひ、読んでみてくださいね。
Aちゃんという女の子がいました。
もうずいぶん前の生徒さんです。
幼稚園生の時、入会してくれました。
当時、レッスンは1時間半。
初めの30分はみんなで遊び、
リラックスしたり、
イギリス人の先生がいる空間で
過ごす事になれるように
取られた時間でした。
超が付くほどの恥ずかしがりや
そして自信のないAちゃんは
いつも椅子に座ってみんなを見ている。
私は時々『一緒に遊ぼう』
と声をかけるも動かない。
そしていよいよ机に向かい
お勉強タイムとなっても動かない。
どうしたものかと聞いてみると、
『お腹が痛い』と。
しばらく様子を見ていると、
みんなが笑っているときは、
Aちゃんもにっこり。
次の週もまた、お勉強タイムになると、
「頭が痛い」と。そんな事が毎週続きました。
ある時、
「今日はどこが痛いのかなぁ」というと、
「ばれてたのか」みたいな顔をして、
俯いてしまいました。
お腹や足が痛いと言えばそこをさすり、
頭が痛いと言えば、
クッションにもたれさせたり。
ですが、この日は膝の上に座らせて、
ギュッとしてから、背中をなでたり、
とんとんしていたんです。
そしてAちゃんが、
みんなが楽しそうにしているのから
全く目をそらさないのを見て
確信した私は、タイミングを見計らって
Aちゃんの席まで連れて行きました。
そうしたら、
今まで絶対に座らなかったのに、座って、
みんなと同じことをやり始めたのです。
子供って安心感が得られると
そこから外に向かっていけるものなのですよね。
私の教室ではレッスン中は
私がお母さんの役割を
しているつもりでおります。
みんなが安心して過ごせ、
何かに夢中になっているときは
家にいるみたいに錯覚する子もしばしば。
よく、「ママ 見て！」
とうっかり言ってしまい照れ笑いする子がいます。
“お父さん”の時もあれば“お爺ちゃん”
と言われたこともあります。
きっとそう言ってしまった子供たちって
家にいるのと同じぐらいリラックスしていて
そして「見て見て！」と言って
自分のやっていることを
表現したくてしかたないんでしょうね。
私はいつでもおじいちゃん、
おばあちゃんになりますよ！
ちなみに、
この自信のなかったAちゃん、
今はどうしてると思われますか？
以前夏休みの合宿で生徒さん達と
イギリスやフランスに
2週間ほど行った時にAちゃんに会いました。
このAちゃんは自立した、
ユーモアのセンス抜群の会話上手な
とてもチャーミングな女の子に
成長していたんです。
そして大学は大好きな海の動物の事を
勉強したいからと、
カナダの大学を選んだそうです。
そこから、オーストラリアへいき、
また勉強するなど、生き生きと暮らしているそうです。
最初から自信満々じゃなくても大丈夫なんです。
子供達は安心感をえられることが出来れば、
どんどん外に向かっていきます。
speakeasy-hkに通われてる生徒さんは
香港に住んでいる方が多いのですが、
日本でも勿論ですが、
海外で子育てをするということは、
お母さんの肩に沢山の責任や
プレッシャーがかかることもあると思います。
相談できる場所も機会も少ないかもしれません。
speakeasy-hkは、お母さんにとっても
ホッと安心して子供さんのことを話せる
場所になれればいいなと、いつも思っています。
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生徒さんが『ここに来てよかった』
と伝えてくれたお話です。
ぐんぐん伸びている生徒さんのお話
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