フリーアナウンサー&コミュニケーショントレーナー
宮前道子です。
今回は
「ずっと選らばれる存在でい続けるために必要なことは何か」
について考えてみようと思います。
仕事をしていると、
いつまで仕事が出来るのだろうか・・・
いつまで仕事がいただけるのだろうか・・・
今の仕事だけで一生食べていけるのかな・・・
ずっとは続かないよなぁ・・・
そんなことを考え、ふと不安になることがあります。
フリーアナウンサーとして仕事をして25年。
20代の頃は、
「30代になったら仕事は減るだろうな~」
「40代になったらテレビはキツイかな~」
50代でこの仕事続けられているの???
そんな不安がときに頭を過ぎることも。
時間があると特に考えてしまうものです。
その不安を乗り越えるためにはどうしたらいいのか。
ひとつは外的要因に目を向け、
いま世の中で必要とされていることは何かを考える。
経営者さんはこれを常に察し、
企業の商品・サービスに反映させています。
これはいち個人であっても同じではないでしょうか。
自身の価値を、時代のニーズに添うよう自ら変化させていく。
アナウンサーとしての経験に、
コミュニケーション、ビジネスマナーというコンテンツをプラスして、
IT、AIが日々進化し、
多様な他人との関わりが避けられない昨今。
企業においてより一層その必要性が重視される
人間関係、人との関わり、コミュニケーション、人間力、
これらを育む時間、場所を作りたいと講師としての役割を加えました。
もうひとつは、数多く存在する同業者から、
抜きん出ること。
決して独りよがりではなりません。
抜きん出ていると判断するのは、
あくまで自分以外の他人。
人と同じでは見つけてもらえず、
選んでもらえないものです。
どんぐりの背比べでは、選びきれないですよね。
技術、人柄、見た目、経験数、実績、面白さ、スピード感
どんな要素でも構いません。
とにかく他の誰かより頭ひとつ抜きん出る。
普通だと見つけてもらいにくいのです。
プロなので、仕事はできて当たり前の世界。
見つけられるためには、
当たり前にできることに+αがなければならないはずです。
その+αは、
とってつける訳にはいかず、
地道な積み重ねにより作られ、固められるもの。
私の場合、
一回一回の仕事に誠心誠意取り組んでいますが、
そこに自分らしい、自分にしかつけられない足跡を残したいと考えています。
言葉、
しぐさ、
笑顔、
立振舞い、
対応力、
コミュニケーション力 など
どこか「違う」と思える、存在感、信頼感のあるプロで
ありたいのです。
広告、営業、SNS発信も大事ですが、
まさにサービスを提供している最中にそのモノの価値を
最大限に示すことが次に繋げるための、
ずっと選らばれ続ける人であるための、
最大の要因ではないかと思うのです。
抜きん出れば、
必ず見つけられます。
ずっと選らばれる人、
ずっと選ばれる企業を目指して。
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