週末はラグビー漬けでした。
試合のスケジュールに沿った形で家事や食事をこなす感じ。
さて2日目の対戦カードはグループリーグでも注目度の高い試合。
オーストラリア×フィジー
フランス×アルゼンチン
ニュージーランド×南アフリカ
どれもラグビー強豪国です。
1試合目のオーストラリア×フィジー
札幌ドームというドーム開催。
天候に左右されないですが、普段と違った感覚でプレイすることになるので、それがどう影響するか。
ちなみに札幌ドームは数年前に札幌を訪れたときに外側だけ見ましたw
試合は序盤はフィジーペース。これはもしや!?と思わせる展開。
ただオーストラリアが殴り合いを受けなかったのがさすがでしたね。
じっくり焦らず。セットプレイに分があるということで、そこをゴリゴリいってフィジーを消耗させてました。
終わってみればオーストラリアが完勝。途中から入ったゲニアが見事に流れを引き寄せた印象でした。
しかしフィジーの強力なランプレイはやはり魅力的。
このあとも楽しみなチームです。
2試合目はフランス×アルゼンチン
フランス、アルゼンチン、イングランドがひしめくC組での注目の1戦。
アルゼンチンは2007年のフランス大会でフランスのプライドへし折ってますので、そういう意味でも注目でした。
試合は、アルゼンチンが先制したものの、前半は完全にフランスペース。
右に左にボールを展開し、サポートの選手が次々と溢れてくる。
まさにシャンパンラグビー。
アルゼンチンは防戦一方。
さらに要所ではPGを選択し、着実にリードを広げていきました。
これは思いのほかワンサイドになるかと思いました。
ところが、です。
後半に入ると一転してアルゼンチンが猛追。
アルゼンチンはおそらくBK勝負は分が悪いとみて、FW戦しかけてきたのが効果的でした。
2本のトライで5点差とすると、さらにPGを2本決めて、ついに逆転。フランス20-21アルゼンチンに。
しかし試合はこれで終わりませんでした。
直後のキックオフからフランスは攻め込むとDGを狙ってこれが見事に成功。
フランス23-21アルゼンチンとなり再逆転。
そしてドラマは最後にありました。
フランスのパントキックをキャッチしたアルゼンチンの選手が空中にいる状態でフランスの選手がタックル。
危険なプレーとみなされてフランスの反則に。
ここでアルゼンチンはPGを選択。
50m以上の距離ですが、このレベルのキッカーなら十分に射程圏内です。
もう時間がなかったので、ここで逆転すればアルゼンチンの勝利はほぼ確実という場面。
結果は……左に逸れてしまい万事休す。
フランスが首の皮一枚残しての勝利でした。
しかし見応えなある試合でした。
どちらに転んでもおかしくない展開。
ただアルゼンチンは前半のビハインドが響いた格好となりました。
しかしここからイングランドとの試合が残っているので、まだまだチャンスはあると思います。
そして3試合目は全世界が注目していたといっても過言ではないニュージーランド×南アフリカ。
はっきり言って五分五分。どちらが勝っても不思議ではないカードです。
NZ、オールブラックスの試合前の儀式ハカは、『Kapa O Pango』を披露。
通常の『KAMATE』ではなく、こちらを行うことからも気合の入りようが窺えます。
しかし試合が始まると南アフリカペース。
早々にPGで先制するとその後もオールブラックスを自陣に釘付け。
しかしオールブラックスも必死のDFで追加点を与えません。
ここらへんが世界最強と言われる所以ですよね。
流れが変わったのは南アフリカがPGを外してしまった場面。
難しい位置ではありませんでしたが、ボールはポストに当たって弾かれてしまいました。
そして、その流れの変化を見逃さないオールブラックス。
一気にチャンスを作ると、ラックからFHがミスマッチを突き、最後はウイングがトライ。
逆転に成功しました。
この場面、ミスマッチを見逃さないのはもちろん、FWの選手がデコイ(囮)として中に走りこんでいる動きにも注目したいです。
それによって一瞬南アのDFが中に意識を持っていかれたために生まれたミスマッチだったのではないでしょうか。
さらに勢いの止まらないオールブラックスは得意のBKが相手ディフェンスを切り裂くと、そのままトライで一気にリードを広げました。
しかしここで終わらないのが南アフリカ。
後半に入ると攻め込み、一瞬の隙をついて、ラックサイドを突破してトライで追い上げます。
さらにドロップゴールも決めて4点差に。トライで逆転可能な点差です。
やはり強いチームはタダでは負けません。
しかし、この日はオールブラックスが一枚上手でした。
2本のPGを追加して、10点差にして試合終了。
息つく暇もない試合展開。これぞ最高峰といった内容でした。
オールブラックスはさすがでした。試合の流れを読み、チャンスとみるや一気に攻める。
一方の南アも敗れはしましたが、決して評価を下げる敗戦ではありませんでした。
前半最初のような形を作れば今大会も十分にチャンスはあるでしょう。
ただPG失敗が大きかった。
こういうハイレベルな試合では1つのミスが致命傷になるという良い例でしたね。
そんなわけで最高な土曜日。
この日も会場はどこも大盛り上がり。
試合結果なんて抜きにして、1人の日本人ラグビーファンとして、こんなに嬉しいことはありません。
ラグビーに興味のなかった日本人の方々も開幕戦の勝利で少しだけ興味を持ってくれたようで
なんとなくですが大会の成功が見えました。