子供達がはしゃぎ出す
暑い季節やって来た
あの頃の僕は宿題後回しで
走り回ってた

わずかなお小遣いを
握りしめて買うのは決まって
フラッペと確率の低いくじに
躍起になってた

人ごみ掻き分けなきゃ
best position
確保出来ない花火大会より
風情も儚さも解んなかったけど
線香花火が好きだった

愛が何か知らずに
仲良く二人きりで
陽が暮れるまで遊んでいた

あれから十年経った今
夜毎二人きりで
肌交わしても
愛が何かまだ知らない