常にではないけど、たまに考えるんだよね。
正義は正しいのか?優しさは誰に対しても受け入れられるのか? 
一般的に良い事って誰にとって良い事なのか?

ていうのは、今年3月ぐらいかな?確か。
「SP」の映画あったよね?
~編か忘れたけど、その中の堤真一の台詞に「立場が替われば正義も変わる」みたいな、そんな台詞があって、俺は、そこで妙に納得したというか、ああ、そうかも。って思った。

例えば、社会的にっていうか、まあ犯罪だけど、セクハラね。
自分は会社の平社員で、そこの課長に「おい、~ちゃんのお尻触れ。」とかって、明らかにおかしい事を命令されたとして、(この場合パワハラもあるけど)
でも、この平社員は正義感が強く曲がったことが大嫌い。
で、課長より上の社長、トップに言いつければ、よほどの変わりもんじゃない限りは、鶴の一声で片付くよね?

だけど、このケースで社長に同じ事命令されたとしたら、どうします?
立場が替われば、自分の立ち位置が替わると、自分の意見、想い、プライドまでも、形を変えてしまう、変えなければ乗り越えられない場合も、あるんじゃないかなあ?と。

心理学の中の実験にこういうのがあります。
一般成人を男女10人集めました。
半分を囚人役、残りの半分を看守役に、ジャンケンで決めました。
今は使われていない刑務所を、実際にこのテストは行われました。

決められた期日は2週間。
刑務所内にはあちこちに隠しカメラが、設置されていて、テストを受ける10人、それとテストの試験官(何かトラブルがあった場合の通報役として)
2人の、12人が監視(正確には実験なので、被験者に対する事実的な拘束は一切無い)
されています。

まずは、このテストのひととおりの説明をひとりの学者がしました。
「これから2週間、皆さんには囚人役と看守役に分かれてもらい、それぞれを演じてもらいます。
この実験では、人は普段とは違う制服を着ると、考え方や振る舞いが変わってしまうのか?これを知る実験です。これは、あくまでも実験ですから、皆さんが嫌がることや、危険な事はしないでください。そして、これだけは守って下さい。囚人役の人を絶対に外に出さない事。」
と言って、学者は刑務所を出て行きました。

実験は始まりました。
1日目-囚人役は檻の中から「おい、いつになったら出られるんだ!」
看守役「うるさい、あまり騒ぐと飯はやらんぞ。」
などと、与えられたそれぞれの役を、演じ始めました。
3日目、4日目ともなると、状況が明らかに変わってきました。
看守役「お前、うるさいなあ。罰を与える、出てこい!」
すると、囚人役「試験官!暴力はいけないんじゃないんですか?」
試験官「うん、確かに。これは始めにも説明があったとおり、あくまでも実験だ。嫌がることや暴力は禁止。」

すると、看守役は「大丈夫ですよ、暴力は絶対にしません。それに、罰と言ってもフりですから。」
これにひとりの女性囚人役が反応しました。
「早く出してー!」と、色っぽく看守役を挑発したのです。
退屈していた試験官は、これは面白そうだと檻から出してはいけないという、約束を破って、囚人役の女性を出してしまいました。

看守役の男はムチで囚人役の女性のお尻を、叩くフリをしました。
女性は、止めて下さい!と言いながらも、セクシーに体を動かします。
ここまでは試験官もニヤニヤ笑って見ていましたが、今までイチャイチャしていた2人の様子が変化したのです。
看守役の男は実際にムチをふるい始めたのです。
男「言うことを聞かない奴には罰だ!」
2度3度と女を叩きます。

女「痛いわ!止めてお願い!」と
懇願するも、ここの試験官クレイジーなのか、プレイの一つだと思って、一向に止めさせません。
しびれを切らした他のメンバー達が、「おい!止めろ!」「解らないのか?泣いてるじゃないか!」と一斉に騒ぎ出し、ようやく、試験官が止めて、事態が収拾しました。

しかし、囚人役のひとりが切り出しました。「実験ならもう良いだろう、してはいけない暴力も起こったし、あくまで、役を演じるだけのはずが、彼女を叩いたり、しかも、彼女を叩いてる時の奴は尋常じゃなかった!このまま、続けてたら危険な気がするんだ。」
すると、看守役が「檻に戻るんだ。看守の言うことが聞けないのか!?」
「ふざけるな!俺は降りる!」
もめていると、スピーカーから声が聞こえてきました。「実験はまだ4日目だ。しかも、途中で止めたら報酬はゼロだよ。構わないかね?」
「ああ、金なんか要らん!早く出してくれ!」
「君の言うことも解らんではないがな。ではこうしよう。報酬を最初の倍にしよう。大事な実験なんでな、途中で欠員が出ると困るんじゃよ、それに君自身はそれで良いかもしれないが、他の協力者達の事も考えてはもらえないか?」
男はしぶしぶ納得しました。

モニタールームの学者たちは安堵しました。
というのは、学者たちの本当に知りたい実験というのは、これからだったからです。
最初の説明はほんのさわりの部分しか、説明されてなかったのです。
本当の実験というのは、囚人役と看守役を演じることで、囚人役はどこまで言うことを聞いていられるか、看守役はどこまで乱暴、高圧的になるのか?これが真意だったのです。

この内容はこの後さらに、エスカレートしていきます。
これは、実際の実験を基に作られた外国のムービーです。
数年前にレンタルで借りて、衝撃を受けた作品です。
タイトル忘れましたが、借りるなら店員にこんな内容と伝えればたぶんあると思います。

相当長くなって、多分今までの自分のブログで、一番の長文ブログななったんじゃないかなとあせる
反省ショック!

でも、もし今回読んでくれた人がいたとしたら、 一言でもかまわないので、感想くれたら嬉しいです。

ではまた。