何でも手に入る
僕らが住む町は
好きな本も 好きな歌も
発売日もしくは前日に買えちゃう

文明の利器に頼り
使わなくなった足は
躾という 暴力に
幼い子どもたちは心を閉ざす事で
今、生きている

在るべき家族の姿
田舎に帰って虫を捕り
じいちゃんとパパと子どもが揃って
スイカを食べるには 程遠い   
僕らの夏休み


あれから時がたち
彼女と二人きりで
花火大会 楽しんでこい
俺と母さんはビールで昔話

あの頃は良かったな
だけど全ての人は
産まれる国も 性別も時代も
選べないからきっともがきながらも
必死に、生きている

太陽照らす裏側は
必ず暗闇の時間さ
正義と悪 原因と結果があるように
世界の全てが平和になる事はない

それでもただ黙って
不毛な戦争許しはしない
鉛の銃弾なんて必要ない
この声が続く限り 歌を止めない
僕らの夏休み