会社のいつも研磨を手伝ってくれる職人のこと。
真面目一徹な男である。
彼だけが、旋盤加工をやるときに、スコッチの粉塵マスクを付けている。
あるとき、彼が言うには、「このマスクの使用時間、14時間しか持たないのです。
高いものだから、もう少し耐久時間が長いものが開発されれば良いのに。」と。
そのとき、彼は真面目に、耐久時間ごとにマスクを交換していたことを知った。
正直な話、耐久時間の記載は長く使うと劣化して効果が薄れるため、クレーム避けみたいなことだと考えられるのだが、彼の捉え方は違うのだ。
僕についてはKonadeのこと。
お客様から、「中身は何年くらい使えるの?」「導線はメンテナンスしなくて良いの?」といった質問はいただいた。
質問は、世になかった品物だったからだろう。
「ホームページに記載していますが、2年くらい経って重さが減った分だけ水を足して下さい。」「2年くらい経って、導線が変色していたら、先端を切って新しい部分を出して下さい。」と返答。
自作品だから、質問したいことが出てくるということもありそう。
一方で、他のアクセサリーって賞味期限というか耐久性というか、あまり気にかけたこともない。
ケーブル類や差し込み式やら、色々とあるが。
先日、イオナイザーのファンが回らなくなり、中を分解してみたが、結構複雑な回路だったためあきらめて廃棄してしまった。
こういう、変化が明確なものは、メーカーに尋ねた方が良かったのかもしれない。
オーディオはどうなのでしょう。
コンデンサーやらスピーカーユニットやらちゃんと定期的に交換してます?
要は、賞味期限とかそういうことを気にして生きている人と、あまり気にしていない人がいるってこと。
僕としては、前者の人に対して答えられるように気をつけてますが。
サイコパスは別として。
しかし、最近も色々とベンチマークはしてますが、酷いものもありますよ。
説明書も何も入っていないとか、先日借りたHSEとか何も処理データが付いていないとかで僕は音の違いがわからなかったし、子供がハケで塗料を塗りたくったような汚い木のケーブルインシュレーターが5,000円もしたり。
もちろん、説明書も何もなく。
質問のしようがないですね。
今日は、賞味期限てことを色々と妄想する一日になりそう。