暑いです。
A社40周年記念の電源ケーブル?
こんな日に暑苦しいケーブルが。
オークションサイトに8,000円で出ていたので買いました。
40周年記念にケーブルを出したなんてありませんから、海外の偽物なんでしょうが。
差し込み部が金属製で理想的な作りです。
何十万もする専門メーカーさんのケーブルでも、ほとんど量産の?プラスチック製ですから。
プラスチック製だと静電気が逃げないので。
こんなちゃんとした作りでも送料込み8,000円で利益が乗っかっているんですもの、ケーブルなんて。
プラスチックの端子なんかは、インジェクションの大量生産でさぞかし安く作ってるんでしょう。
で、T社のデジタルアンプに使ってみたら、、、
ダメでした。
音がこもる。
開けてみると、原因はこれですね。
金属遮蔽がされていないので、磁場が出まくる。
あと、被覆材の厚みが厚すぎで圧力も高そう。
せっかくイケ綿も入って静電気対策しても、こんなに厚くしては。
とりあえず、遮蔽してみます。
結果は、少し良くなった。
やはり。
でももう一息。
元に戻します。
こんな自作ケーブルに大敗するんですから、静電容量って大事。
透明感、レンジ感がかなり違います。
OFCの2mm銅線を綿で巻いて、プラスチックタップにC MatriX貼り、銅の針金を巻いて、5,000円しないくらい。
綿は空気の空間を開けて、2本の線はちょっと離すのが良い。
ただ、前にも書きましたが、例外があり。
国内のハイエンドA社やE社の機器は電源ケーブルが付属のもの以外は、自作品もダメでした。
これは、A社の市販のものの構造図ですが、メーカーに話を聞くと市販のものと、機器に付属しているケーブルの導線の太さと本数は違うので、付属しているものを使ってほしいとのこと。
やっぱり。
付属ケーブルはそれ用に設計しているので、それで電気的計測をし、ケーブル含めて完成としているから、他のケーブルとは合わないことがあるんだと。
そうなんですよね。
他社のケーブルメーカーさんの電源ケーブルをサポーターからもらったのですが、CDプレーヤーとアンプには合わなかった。
音が澄みすぎるというか、耳が痛くなり、逆にノイズ感が目立つんです。
やりすぎ。
せっかくもらったので、影響がなかったクリーン電源に使ったというオチです。
さて、このケーブルは勉強代ということでしまっておきますか。