先日のf字孔の音量解析の続きになります。
先に結論の式はこれ。
凄いですね、よくここまで数式化しましたね。
では詳細データを。
まずは、高さHの変遷。
体積Vの変遷。
トッププレートの厚みの変遷。
バックプレートの厚みの変遷。
f字孔付近の厚みの変遷。
f字孔の長さの変遷。
まとめ
ということで、数式まで求められたわけですね。
欧州のヴァイオリンのコンクールはほとんど外観が綺麗なものが選ばれるようですが、製作者の方は音量音質の両立を目指して日々研究と努力を重ねているのです。
話は変わりますが、弦楽器の形と寸法についてヴァイオリンのそれは完成されたものと言われています。
他の弦楽器、ヴィオラやチェロやコントラバスは未完成だと言われているそうです。
その根拠となるものが、ウルフです。
ヴァイオリンだけが、どの製作者のものであってもウルフは出ないようです。
ストラディかガルネリかアマティか、だいたい決まった完成形のコピーを製作されています。
実は、来週、CafeharukiにDuoObbligatoと製作者と集まり、そのあたりの議論や試奏が交わされる予定です。
楽しみです。