また、JAPANORIUMの文献解読を見させていただきました。



ヴァイオリンに作られているf字孔と呼ばれる孔について、長さや幅が音量にどう影響しているのか、論文を解読して解説されています。




f字孔は、下記のように4✖️2の円を組み合わせているそうです。

細かなサイズは、ガルネリ型やストラディ型などありますが。



サウンドホールの長さは年々長くなり、空気が流れやすくなってきたようです。



孔形状の変遷により、孔から出る空気の圧力が増大しているのがわかります。




共振周波数も高くなっています。



下図は、空気の流れの速さを色分しています。


(恐らく、有限要素法の流体解析の結果の表示だと思います。)



色が赤い部分の流速が速いわけです。



f字孔は音量に影響しているのですね。



続きがありまして、ボディの中の影響が解説されています。



続きは後日。