今日は、材料屋の僕が考える、グランド面積増大型の仮想アースを作ってみます。



ご承知のように、仮想アースには2つのタイプがあり、KonadeやRCA空き端子に挿すコンデンサー型と、金属片を使ったグランド面積増大型があります。



この仮想アースの技術的ポイントは、電気電導率と面積の2つです。



後ほど整理します。



自作では、金属板ではなく、台所で使う金属タワシを使ったものもあります。



ここで注意ですが、先報のように、アースなのですから、必ず➖端子にだけ接触させて下さい。



機器を止めているネジを緩めて止めても良いです。



➕の信号端子に挿している方は、頭が悪いだけでなく音がわからない方です。



で、僕はより小さなもので、面積と電導率の効率を考えて作ってみました。



以前、KaNaDeの試作に買ってみた銅ファイバーです。



これを小さなアルミ製の箱にいれ、イケ綿ケーブルを挿します。






蓋を閉めれば出来上がり。



これ、何が効率的かお分かりでしょうか?



まず、材質です。



金属と言っても色々ありますが、ノイズを逃すわけですから、(ノイズがグランドにいるのかどうかは知りませんが、他社がそう言っています) 導電性が良い金属でないと効率が悪いわけですから、銅か銀でなくてはダメでしょう。



鉄やマグネやアルミやらブレンドして、好みの音が見つかったなんて錬金術じゃないので、学がありません。



電気抵抗を上げて良いなら、感性がおかしい。



銀ファイバーなど摩擦材でも需要がないので、世の中にありませんので、銅にします。




次に面積です。



箱のサイズは、110×76×18mm なので表面積は、

23,416mm2 です。



これに銅板を重ねたところで、さほど表面積が増えるわけではありません。



で使うのが、1.5×0.4mm (表面積1.884mm2)の銅ファイバーです。



もし、最密充填できたとしたら、

73.3本×190本×45本、この箱の中に並べることが出来ますから表面積は、


1.884×73.3×190×45=559,294mm2 になります。



ただ、摩擦材の経験値ではσつまり66.7%の充填率が最大と考えられていますので、


先程僕が箱に詰めた銅ファイバーは、559,294×0.667=373,050mm2 の表面積になります。



箱の表面積の比で、


373,050/23,416=16倍 の表面積になります。



単純に、110×76mmの箱が、440×304mmの箱と同じになるので、凄いと思いませんか。



機器1台分。



では、前おきはそのくらいにして、音を聴いてみましょう。



プリメインアンプの空き端子に、Konadeのアースキャップを使って繋ぎます。



で、この銅ファイバーの値段ですが、当然個人への販売はしていませんが、1kgで5,000〜6,000円します。



銅は比重が8.9ですから、水と比較すると、

1L瓶1本分で53,400円となります。



銅の板とは比べものにならない値段になってしまいますので、当然ながら、商品価値はありません。



色々と音源を変えて、試聴してみます。




楽器がたくさんある曲では分離が良くなりました。



ただ、ちょっと金属的に響き、ハイ上がりな感じはあります。



でも、ノイズ感は減ります。



イケ綿ケーブルも効いているでしょう。



まずまずですね。



Konadeとの比較に使えます。



言っておきますが、商品化は致しません。



誰でも出来るものなので、つまらない。