これの金メッキが出来上がったそうで、連絡がありました。



何と、試作した数個を22Kにしてもらったら、ん万円しました。



高い!



コストを下げるには、1ロットの数を増やすしかありません。



で、例の比較品の金メッキの厚みは、分析すると0.2μmしかありません。



普通、メッキって下地を引いても5-10μmあります。



これはメッキではなく、CVD蒸着かも。



いずれにしても、うちはロット数を増やしてコストダウンしないと、高くなりすぎます。




話は変わりますが、関連したコストの話です。



ブログを始めた頃に書きました。



家🏠の日立システムキッチン3セットパックの定価=店頭価格は330万円で、中間業者が11社も入っていた話。



ネゴし続けて現金直買いで結論60万円になりまして、原価(この場合の原価は部品代と人件費)は40万円だから、日立は20万円の利益となるので交渉成立した話。



要は、原価40万円に11業者通して定価330万円になってたという話。




また話は変わりますが、昔F社から聞いた話。



オーディオ機器の原価は、定価の1/8とのこと。



つまり、店頭価格100万円のアンプのメーカーでの原価は125,000円になります。



原価と言っても、メーカー利益と販管費と開発費などを入れてないので。



中間業者は、卸と販売店の2社合計で55%くらい取るとして、メーカー出値は45万円以下(半値以下)だと推定します。



アクセサリーの場合も、1社か2社が入りますから、だいたい同じかと。



店頭価格100万円のアクセサリーのメーカー出値

は45万円?で、原価は12万5千円?ということに。



ただ、アクセサリーはオーディオと違って中小企業ですから、45-12.5=利益として、✖️従業員数、として給料になるように、出し値を決めているのかと。



だから、価格がメーカーによってバラバラなのかと。



本当は会社の事業規模に合わせて価格を比較しないと、品物の原価=価値、はわからないと思います。



日本のアンプの何倍もする海外のアンプの中身がスカスカだったり、実は海外のメーカーが中小企業なら?



だから、マニアの方々が単純にメーカー違いの同じジャンルのアクセサリーなどの値段を比較して、高い方が良さそう、なんてのは違うかなと。



代理店数、どこの国税率は?、会社規模、委託生産?などを調べないと価格と性能の推定比較は難しい。



僕の場合は、自社生産販売なので0か1社ですが。



話があちこちですみません。