今日のテーマは、エンドピンストッパーの黒檀受けの製作における難点についての話です。
黒檀と言っても、楽器屋でない私が入手出来るのは、縞黒檀と言っていわゆる密度が高い黒い部分と密度がやや低い茶色い部分が混ざったものになります。
頭を抱えているのが、このKaNaDeに挿す部分の湿度変化です。
通常、KaNaDeザストリングスに付けているのは、POM製のもので、これはKaNaDeとさほど熱膨張率(線膨張係数)は変わりませんので、加工はさほど難しくはないようです。
職人曰く。
ただ、この縞黒檀に至っては、加工した後に、湿度40%のデシケータに3日ほど入れておかないと、安定後の寸法がわかりません。
シマシマの少ないもの、多いもの、5.5mmφの加工寸法を0.1mm単位で変えて、デシケータで3日乾燥させ、寸法を測ってみると、
ものによって、0.1mm〜0.2mm/5.5mmも縮んでいます。
ということが、今の状態です。
こんなこと、かれこれ1ヶ月近くやってます。
今、温湿度が不安定な時期ながら、在庫がなくなってきたからで。
また、雨の後はすでに膨潤してますので、加工は危険です。
そろそろ在庫が無くなりつつあります。
来週には加工したいものです。
テキトーに加工して、ゆるいとかきついとか、言われたくないんです。
金井製作所に所属させてもらっている義理がありますので。
ボトル金型の精密加工では、最高のAランクを取得してまして。
プライドに傷を付けて、迷惑をかけたくありません。




