02Sで、アラミドやケイ酸カルシウムやゴムやシリカの代わりを一気に持たせることが出来た、素晴らしい超イオン伝導体が安定化ジルコニアです。
以前から解説して来ましたが、補足します。
技術書によると、安定化ジルコニアが持つ素晴らしい性質は、わかっているだけでも3つあるようです。
①イオンが動きやすい特殊な構造を持つ
②イオンは個別でなく、集団で動く
③イオンが動くときは、電子軌道の再編を伴う
例えば、安定化ジルコニアは高い酸素イオン伝導性があるので、酸性溶液中の電池としての反応は、
正極での反応
1/2O2 + 2e- → O2-
で発生したO2-は、安定化ジルコニアを通過し負極へ到達し、
H2 + O2- → H2O + 2e-
が生じるとのこと。
発電効率を高めるには、もってこいの性質を持つのが安定化ジルコニアだという。
つまり、
(1)酸化物イオンのみ通過し、酸素や水素は通さない
(2)酸化物イオン伝導性が極めて高い
からなのだと、いう。
そんなことを知ると、何だか酸性水を足してみたくなるが、反応に伴う発熱発火するといけませんので、良い子の皆さんはおやめください。
