昔の話です。
摩擦材に使われる原料は、何百種類もあります。
大きな企業もありますが、大概は小さな会社です。
摩擦材の原料は、1材質に何種類も使いますから、1つ1つの原料の品質管理に神経を尖らせています。
あるとき、原料メーカーさんから連絡がありました。
「ここ2年かけて、工場を移転します。」
これは大変だ!
工場移転? 粒度や密度や色々な特性、必ず狂います。
移転終了の半年くらい前から、新しい設備が投入され、毎週のように工場に行き、品質データを見させてもらいながら、現場の条件を見て、打ち合わせです。
でもギリギリまで関係者頑張って、何とか立ち上げが出来ました。
そして最終日に、真実を教えられました。
ビックリです。
移転前の工場、実は別の社長と娘さんの経営だったそうで、いわゆる同族会社です。
どうも、経理を担当している娘さんが、態度が気に入らない社員の給料や賞与を勝手に査定し、減らしていたらしく。
それを社員らが社長に告訴すると、「娘に一任しているから。」と一括。
もう何年も、耐えられず。
社員5人で相談し、別会社を起こさないかと計画。
そうして、社員の一人が新社長として別会社を起こしたのだとか。
"それで前の会社は、どうなったのですか?"
社長と娘さんの2人だけではどうにもならず、倒産したのだとか。
正義は勝つ、見事な成功例です。
驚きました、後から聞いて。
PS)
今日も出荷準備終わりました。
たくさんありがとうございました。
まあ、在庫がなくなりました。
頑張って作ります。

