中1のときに10材離れた兄から、真空管レシーバー、ブックシェルフスピーカー、レコードプレーヤーのお古をもらいました。

それから、お年玉を貯め、最初に買ったのがパイオニアのカセットデッキCT-7でした。


初めての全前型デッキで、それまでカセットデッキと言えば上から入れるタイプでしたから。

斜め入れ扉を閉める。

7万円しました。

カセットテープは、その後出て来たTDKのAR-Xがクロームテープより一番相性が良かったです。

良く故障しました。

テープの送り戻しのスイッチが手で押さないと作動しない機械的な故障。

バンドの練習のため、何度も聴きとりたく、巻き戻しとプレイボタンをガチャガチャやるからです。

半年に1回修理に来てもらいました。

その修理のお兄さんがとても親身で。

次に買ったのが、プリメインアンプです。

秋葉原に行って、5万円台で買えるものを全部試聴させてもらって、私ロックバンドをやっていたので、とにかく音がはっきり出てくれないと困るんです。

それでダントツでこれでした。

ビクターのアンプ。


今のマランツの7000番に近い音だったと思います。

でも、どこだか故障したんです。

ガリガリだったかもしれません、忘れましたが。

耳コピするので、がぢゃガチャいじるせいです。

その修理のお兄さんがまた親切で。

"アンプないと困るでしょ。"

と、一旦アンプを預かってから、自分のアンプを持って来て貸してくれたのです。

確か、予備ではなく、そのお兄さんは1ヶ月、音楽を聴くことが出来なくなったわけです。

何といい人。

将来、電気メーカーに勤めたいと思いました。

残念ながら、電気工学は落ち、補欠で材料工学に。

で、今に続き、結果的には役に立って良かったです。

おしまい。