お客様に聞かれたので、真面目に調べてやってみようと思います。

webで調べていくと、オーディオ機器の電位差の原因は中のトランスの影響が一番だそうです。

機器が金属の箱であることから、電気が放電されずに溜まっているそうです。

C MatriXのように角がある、つまり先が尖っている導電体に箱の金属ネジあるいはグランド端子を繋いで、非導電体の土などに挿して溜まった電気を放電させます。

アースのポイントをまとめます。

①機器の金属部分に銅線を結ぶ
②銅線の先に先端の尖った銅ネジを結ぶ
③銅ネジを土に挿し、ネジの先端から放電。

です。

折角ですから、いわゆる仮想アースを作りました。

と言っても地面を奏に見立てた本物のアースです。


銅線はφ0.9mmの裸線に綿包帯を巻き、いつものイケメンケーブル化しました。

何故φ2mm線にしなかったのか? 

曲げにくいから、それに高い電流や音楽を流すわけではないため、太さの因子はアース(微弱な電流を飽和させる)に関係ないからです。

では作っていきます。


銅線に綿を。


先端に銅ネジを。

そして、秘密の土。

実はKaNaDeの研磨粉です!

静電気を吸収!


蓋を閉めて出来上がり。

では続きは次回。

ありがとうございました。


PS)
アースの先端は導電性が高く、また先が尖っていると、電気を通し難い物質に放電します。

なので、土に刺すのです。

また、車に触るとビリっとなるのは、体は金属よりも電気を通し難いのでそちらへ流れるからです。

綿の軍手で触るとビリっとしないのは、前に触れましたが、綿の中の水管に電気が吸収されるからです。

アースは尖った金属の先端から、非導電体(有機物や無機物)に電気を流します。