うちでやっているこれ。

電源ケーブルに被覆の無い"金属の裸線"を巻くと良いことがあります。

奏のホームページの自作教室にも記載。

仲間内では、銅クルクルと呼んでいます。


直径2mmφの裸銅線、すなわち銅の針金です。

針金でも4Nですので、なめるなかれ。

ホームセンターで、長さ7mで1000円くらいで買えます。

これを電源ケーブルに巻きます。

電気を通すわけではないので、純度はどうでも大丈夫です。

実験として、無酸素銅と比較しましたが音は同じでした。


アキュフェーズの純正ケーブルで、1万円くらい。

日本で一番売れているそうです。

ただし、1万円くらいだと、無酸素銅線は使われていても、中に銅箔の電磁シールドまではされていないものが多いです。

前にも出したこの図。



されていない分、電場が高くなり、電場は静電気の元ですから、音が悪くなります。

でも大丈夫です。

プラスチックの上から巻いても物理学上では同じことになります。

本当は銅管がベストですが、実は銅線でもいけるんです。

逆に中に金属シールドがされているかどうかも、銅クルクルを巻いてみるとわかります。

シールドされているケーブルに巻いてみましたら、音に変化がありませんでした。


こうやって巻いてやれば、1万円のケーブルが数万円以上のケーブルにがらりと変わります。

音質の変化から、それ以上かもしれません。

銅は導電性ですから静電気を放電させますから。

電場を測ってみましょう。

アキュフェーズの電源ケーブルは2本持っていますので、プリメインアンプに差し替えながら、電場を測ってみましょう。

まず、銅線を巻いてない方。

あと、ボリュームを固定し、音楽を流しながら電場を測定します。

(電場測定機をなるべくケーブルにくっつけ、数値が高くなったときを読み取ります。ただ数値が動いてバラツキがありますので何とも言えませんが。)


だいたい261V/mです。

差し込み口あたりは、


231V/mです。

次に銅線を巻いたのに変えて、


127V/mと低いですが、銅線が邪魔していて怪しいので、元を測ると、


191V/mで、やはり下がってます。

下の数値は電磁波なのですが、電磁波は変わらないはずなのが下がっていますのは怪しいので、後日、音を比較して流しますね。

ついでに、ケーブルレゾネーターciを敷いて見ると、


186V/mでほとんど変わりません。

ciは電場に作用しているわけではなく、被覆材の静電気を取ったり、50-60Hzのsin波に作用してるので。