わたしもずっと好んで聴いている、このヴァイオリン協奏曲。
軽井沢の岩木さんのところでも良く持って行って、美味しいコーヒーを頂きながら聴いてます。
すると、
「メニューインはいいよねー、だけど習わなきゃ良かったんだけどね、この人。」
「どういうことですか?」
「小さいときから天才と言われてきて、若いときは凄い独創的で上手かったんだけどね。
それから先生に習い始めちゃったんだ。
そしたら、型にはまった普通の上手い人になっちゃって面白くなくなっちゃったんだ。
だから、天才っていうのは誰にも習わない方がいいんだけどね。
だけど天才なんて世界に何人も出ないから、自分で不安になって習っちゃうんだろうね。
先生の方が上手いとは限らないんだ、こういう天才には上手みが取れてしまって。」
なるほど、凄い話です。
これより良かったなんて、何処かに若いときの音源ないかな。
岩木さんのところへ来ると、色々な裏話が聞けて楽しい。
色々な音楽家たちも来てお会い出来るときもあり。
世界に1台のチェンバロをお持ちの先生に偶然お会いした。
やっぱり生音でないとと、家の隣りに講堂を作りパイプオルガンを入れた方も来るらしいですが、まだお会い出来ていません、パイプオルガンは凄すぎる。
家何軒建つんだろう?