おはようございます。副代表の土屋さつきです。道民の自殺予防拠点~めいめい~、本日は13時半からクリスマス会(という名の合宿交流会)が開かれ、理事とボランティアが集まります。メンバーとなって半年以上経ってようやく初めて顔を合わすことのできるメンバー同士も中には居ます。楽しみですね!
 
 
そして、クリスマス会の中で「年末対談2019公開収録」を行います。Twitterとツイキャスで収録風景をライブ配信します。TwitterはSPbyMD運営チームの垢(@SPbyMD)で。ツイキャスは広報大使の垢(@spbymd_kaniniで通知します。私も対談者として出演するので、お時間とご興味のある方はぜひご視聴ください♪
 
今年の対談者は、こころの病を患いながら自殺予防団体-SPbyMD-で理事としてNPO活動に取り組んでいる、私と屋代悠貴補佐です。お互い自殺未遂の経歴があり、自殺念慮と闘いながらも生き甲斐を見つけて今を懸命に生きております。テーマは『こころの病とNPOと生き甲斐と』です。
 
 
ツイキャスは、12月14日(土)16時くらいから配信開始を予定しています。Twitterは、クリスマス会の様子を11時頃からライブ配信して、そのまま引き続き公開収録に移る流れです。スマホ・PCどちらからでもご視聴いただけます。
 
 
以上、どうぞよろしくお願いします!
自殺予防団体-SPbyMD-
副代表理事 土屋さつき
自殺予防団体に属していると、結構の確率でなんらかの障害者と出会う。まぁかく言う私も、立派な障害者なんだけど。
 
 
─おはようございます、自殺予防団体-SPbyMD-の土屋さつきです。昨日、代表と買い物に出かけている時に、『私たちは紙一重の世界にいるんだよ』という話が出ました。少し、その話をここでしてみたいと思います。
 

私と同じ障害(双極性障害)でも、合う薬合わない薬の差や、躁鬱の頻度も症状も違う。自分の障害でも、理解するのは難しいのに、他の、障害の知識や理解は難しい。
 

そして、たどり着いたのが、色んな障害の特徴や、理解、応対の仕方など学べる講座があればいいな、という思い。
 
 
私たちみたいに、障害者と関わる機会がある人は、ある程度知識は身につけている。でも実際付き合ってみると未知なる世界で正直こわい。
 

弱みが狂気に変わることがある、それは、障害ありなし関わらず、人間というのは、気分次第で天使にも悪魔にもなる。人間と関わる仕事(対人支援)をしてる私たちは、その覚悟が必要とされるが、私はまだまだ未熟者。
 

4年前に自殺で自らの命を絶った親友が、晩年、統合失調症に冒され、幻聴や妄想が激しかった。正直私は、どう反応していいかわからず戸惑った。とりあえず信じたフリをして、会話を合わせた。
 

でも、それは、自分の本当の気持ちではなかったため、それが正しかったのか、未だに悔やんでる。幻聴が出た時、どういう風にしてもらいたいか。否定していいのか、その世界に一緒になって付き合っていいのか、わからなくて。
 
 
私たちのように障害者に関わる仕事をしている人にも、していない人にも、障害者の応対法(関わり方・症状が出た際の対処法)を勉強できる機会があってもいいと思うし、むしろ、あって欲しい。いつ何時も障害者を、紹介されても戸惑わないように、勉強できる場を、私は求めます。
 
 
以上
自殺予防団体-SPbyMD-
副代表理事 土屋さつき
『こころを癒やすパステルアート作品展 in メトロギャラリー琴似』
 
自殺予防団体-SPbyMD-土屋さつき副代表理事が約10年前から描き続けてきたパステルアート作品のうち厳選した40点以上を、以下の期間中展示しております。地下鉄琴似駅をご利用の皆さま、ぜひお立ち寄り下さいませ。
 
 
【概要】
期間:12月3日(火)~1月15日(水)
時間:最終日は13時まで
場所:‪札幌市営地下鉄東西線「琴似」駅内‬
撮影:OK、ハッシュタグ「#SPbyMD」を明記してSNSに投稿して下さい
主催:自殺予防団体-SPbyMD-
 
【作者:土屋さつき】
令和元年度札幌市清田区地域密着型自殺対策事業として「癒やしのパステルアート教室~一人ひとりの、いのちを守る~」が開講され、パステルアート講師として講演と講習を担当。ほか、自殺予防団体-SPbyMD-が主催するゲートキーパー養成講習などで、メンタルセルフケアのプログラムとしてパステルアートを教えている。今は亡き親友と交わした約束『将来一緒にパステル教室を開こうね♪』を胸に。
 
【メトロギャラリーとは】
メトロギャラリーは、札幌市を舞台に活動するアーティスト等(個人・団体・プロ、アマを問いません)、誰もが気軽に文化芸術作品を発表できる場として、地下鉄駅構内(10駅)に設置した作品展示スペースです。
(札幌市交通局HPより転載)

【第1期生募集開始】

 

癒やしでこころの健康づくり

『パステルアート教室』

 

http://twitdoc.com/APGM(←詳細チラシ)


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教室では冒頭に30分程「こころの健康づくり」にまつわる講話をしたのち、パステルアートの講習に入ります。パステルアートの技法を指で描く基本から道具を使う応用まで、ひとつひとつじっくり練習できます。五感を使い想像力をふくらませて描いたり、季節のテーマを描いたり。さらに、地下鉄駅のメトロギャラリーに展示することもできます。楽しくまったりパステルアートを描いて、こころの健康づくりをしましょう。まったくの初心者の方も大歓迎です。


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運営:道民の自殺予防拠点~めいめい~
講師:土屋さつき
後援:札幌市教育委員会


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【対象】高校生以上で全4日間通える予定の方

【料金】2,000円(初回時に手渡し)

【申込】チラシをご覧下さい

【会場】道民の自殺予防拠点~めいめい~

【住所】札幌市北区北27条西8丁目

※詳しい道案内は申込完了時に通知

 

【日程】

1日目:2020年1月8日(水)13時~15時

2日目:2020年1月22日(水)13時~15時

3日目:2020年2月5日(水)13時~15時

4日目:2020年2月19日(水)13時~15時

 

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http://twitdoc.com/APGM(←チラシを見る)

皆さん、自立支援医療費制度という制度をご存知ですか。精神科を継続的に通院する人の負担を少なくするという制度です。

精神通院医療(精神疾患の治療)
更生医療(身体障害の治療など)
育成医療(身体障害がある子どもの治療)

の3種類あります。

診断名が統合失調症、躁うつ病・うつ病、てんかん、認知症等の脳機能障害、薬物関連障害(依存症等)の方
3年以上の精神医療の経験を有する医師によって、集中的・継続的な通院医療を要すると判断された方
医療保険の高額療養費で多数該当の方(過去1年間に、高額療養費の支給回数が既に3回以上の方)

など。

それを利用すると保険証だけだと3割負担なのが、1割負担になります。そして、所得に応じて上限が決まっていて、それ以上の医療費がかかれば、そのはみ出した医療費は払わなくてもいいという制度です。

といっても、対象になるものだけが1割となるので、医療費・薬代全部が1割負担ではないです。対象になるのは、精神の治療のための診察代、それに伴う薬代です。

私の場合は、精神薬のほかに便秘薬や胃薬などを処方してもらっていますが、便秘薬や胃薬など、精神医療に関係ない薬は、1割の対象にはならないのです。それでも、私の場合は、大体2000円の薬の内1000円くらいは1割負担になっているので、助かってます。

ですが、以前…といっても10数年前なのですが、かかっていたクリニックでは、自立支援医療費制度の自の字も提案が出てこなかったです。病院によっては、医者の方から提案してくれないところもあるので、そういう時は、勇気を出して、聞いてみましょう。

私たち、精神の病に罹ってる人や障害を持っている人は、まだ知らないたくさんの制度があります。どっかの人は、「人の汗水たらして働いている税金を使いやがって」という人もいるかもしれませんが、
病院にかかってる人は、なりたくてなったわけじゃないんです。

人の助けを受けないと生きていけないんです。それが付き添いだったり、お金の補助だったりするわけです。でも人の援助を借りて生きることは、決して悪いことでも、惨めなことでも、恥じることでもないんです。

私は、人様の税金で、生きている身としているので、少しでも、世の中の役に立ちたいと思っています。だからこそ、自殺予防団体-SPbyMD-の仕事に使命感を感じるわけです。

事業所で仕事をしている人たちも自立支援医療費制度を使ってるかはわかりませんが、ぬいぐるみをかわいがる子供の笑顔のために、一生懸命、ぬいぐるみを作っています。

誰も、税金のお金で楽したいなんて思ってる人は一人もいません。みんな何かの役に立ちたいと思って、生きています。

自立支援医療費制度のことを知らない方がいるならば、ぜひ活用してみてください。高額な医療費で困ることを少しでも軽減できると思います。


以上
自殺予防団体-SPbyMD-
副代表理事 土屋さつき