今日の1冊 宅間守 精神鑑定書――精神医療と刑事司法のはざまで 岡江 晃 (著) | おにぎりくんの感想部屋

おにぎりくんの感想部屋

基本はコンビニや専門店のおにぎりの感想

本願寺月光蟲です。

宅間守の犯した殺人は痛ましい。
小学校に乱入し子供を殺すという・・・・しかも自分勝手な動機。
子供の頃から逮捕ばっか。
チンケな犯罪ばかりで捕まってたくせに最後はいきなり大量殺人だ、、、しかも子供。

はたしてキチガイなのか?という疑問が起こるわけだが・・・・・。

元々殺人を犯す人の思考回路はどこか現代社会では歪んでるわけで。
証拠隠滅をたくらんだ段階で善悪の基準がついてるわけで責任能力があると考えます。

この宅間、最後はもうやけくそ。
元々は粘着質のストーカータイプでそれでいて短気。
しかも嘘つき。

どうしてこのような人間が生まれたのか?その理由はよくわからない。
社会が悪いのか本人が悪いのか環境が悪いのか?
さあ・・・どうなんだろう。

この本は宅間の犯罪歴が載っているし彼なりの言い分も載っている。
しかも最後まで被害者や被害者遺族に謝罪がないまま死刑。

犯罪抑止としての死刑なんかまったく意味がなくむしろ死刑になりたいヤツの犯行・・・
もう誰も止めようがない。

彼がキチガイかどうかは関係ないように思える。

この本は人間社会の虚しさを感じさせる内容になっています。
どんなに平和な世の中でも一定数は死刑も警察もどうしようもない輩が生まれてきますね。

今日の1冊 宅間守 精神鑑定書――精神医療と刑事司法のはざまで 岡江 晃 (著) 感想




■■■■■■
最近サブカルもオタクもつまんなくなりましたね。

自称する連中ばかりが多くてゲンナリしてます。
面白い文化って自分で見つけないといけないね。
メジャーもマイナーも関係ないっす。

読んだ本の感想です。(批評ではなくただの感想)
読んだ事がない人向けに書いてるつもり。
■■■