エロ本からエロビデオの過渡期に思春期一歩手前だった世代なんで両方とも通ってきました。
今のご時世エロビデオに金を出すやつは老人かネットない人だけかもしれない(いるのか?そんなやつ)
もうエロは無料な時代で金を出す男子は一握りしかいないわけなのはあきらか。
だが隙間産業でもあり実はパチンコと同じで法律的にはグレーゾーンなのを知ってる人は少ない。
エロビデオの女の場合「幻想を植え付けるインタビュー」というのがある。
まあ思春期の男子は速攻飛ばして観るわけですが。
大人になり童貞じゃなくなると案外観る人が多いようだ。
確かにエロビデオの女のインタビュー集の本は多い。
ようはみんな動機が知りたいとか思うのだろう。
裏を返せばそれだけ珍しくやりたがる人がいないからだろう。
エロビデオの女は確かに「自分語り」をよくしているように思う。
その解明をしたのがこの社会学の本。
ぶっちゃけ、ほんとに社会学になっててびっくり。舐めてた、すんません。
エロビデオのしくみ、と利益がどうなってるのか?等ビジネスの部分が大きく占めている。
だが、この本真面目に考察しているわりにかなり不十分だ。
エロビデオの社会学なわけだがヤクザの話が全く出てこない。
エロビデオ業界の大半がフロント企業や企業舎弟なわけで、そこは避けて通れないはず。
そこらへんがないと片手落ちどころか全く意味をなさない。
スカウトマンのしくみも全く書いてない。
社会学として考えるとデータ不足かもしれないな。
つまらなくはないし、むしろ真面目に書かれてるので面白いんだけど。
2希望
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今日の1冊 「AV女優」の社会学 なぜ彼女たちは饒舌に自らを語るのか 鈴木涼美 (著) 感想

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最近サブカルもオタクもつまんなくなりましたね。
自称する連中ばかりが多くてゲンナリしてます。
面白い文化って自分で見つけないといけないね。
メジャーもマイナーも関係ないっす。
読んだ本の感想です。(批評ではなくただの感想)
読んだ事がない人向けに書いてるつもり。
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