今日の1冊 笑う裏社会 島田文昭 (著) | おにぎりくんの感想部屋

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本願寺月光蟲です。

散歩が大好きな私ですが、街には実は面白い光景がいっぱい落ちている。
だからこのブログで誰も読んでないであろう 散歩 というカテゴリーを作り自分の思い出を含みつつ書いてたりします。
そう、散歩ってのは毎日同じ街を歩いていても実は毎日違う風景だったり。
地味に変化している、そして全く変化しないものもある。

社会というものは人、動物など生命体と植物などで動いている。

散歩から社会が少し見える、という事がある。
喧嘩や火事、台風や殺人、街には様々な事象で動いているわけです。

おなじ街、いやとなりの部屋の住人が極左翼で自分がテレビを観てヘラヘラ笑ってる間に爆弾を作ってるのかもしれない。
いつも行く安いスーパーが実はヤクザが経営していて裏社会に知らずに貢献しているとか。
募金したらその金がヤクザや政治家の小遣いになっているとか。

街には悪いものも転がっている。
そしてそれは大半は人間が動かしているわけです。

散歩レベルで色んな事が見えるんだけど、実は裏社会の方々は忙しい毎日を送り、しかもかなり身近にいる。
闇金、やくざ、政治家、愚連隊、風俗嬢、ホスト、ダメ刑事、実はすぐ横にいたりするから実は治安が悪いような気もする。

で、「闇金ウシジマくん」のスタッフというかブレーンの方が本を出した。

しかも気の弱いライターなのに裏社会ばかり取材しているのがうけます。
お勧めです。
世の中のしくみって複雑怪奇ですが、「悪いことはできないなあ・・・・」と思った次第であります。
犯罪系に加担して、なおかつそれが下っ端な場合のほうが後々真面目になったとこでツケがまわってくるのも笑える。
闇金もカジノもチンピラも風俗も振り込め詐欺もみんな下っ端が後々それに縛られるという・・・。
足洗ったとこで数十年後もそれに縛られるのはたえず下っ端てのがわらえる。
悪い事はできませんね。


この本に書いてある裏社会は物凄く怖いが、滑稽でもある。
なんかこう、軽く書いてあるし、なおかつこのライターさんが小心者すぎるのもこうポイントです。
一番面白かったのは警察の話。
警察も裏社会なんだなあ、と再認識。ヤクザだよヤクザ。



お勧め。

笑う裏社会 島田文昭 (著)



笑う裏社会 感想

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最近サブカルもオタクもつまんなくなりましたね。

自称する連中ばかりが多くてゲンナリしてます。
面白い文化って自分で見つけないといけないね。
メジャーもマイナーも関係ないっす。

読んだ本の感想です。(批評ではなくただの感想)
読んだ事がない人向けに書いてるつもり。
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