誇るべきものがない人が増えているらしい。
日本の場合、外国みたいに一気に殺人に走るとかテロに走るような人は少ない。
それはとても良く、穏やか。
だが悪い面で言えば陰険ということでもあります。
貧乏人と金持ちしかいない日本社会になってもう結構な時間が経っている。
ネットの世論も案外あてにならない。
て、ことはネットで騒いでる人というのは暇人であり、なんも行動してないということか??
この本は賛否両論にわかれるんだろうけど興味深い事が書かれている。
B層というのはようは下流と言いますか、分をわきまえない人間、下品、といくらでも解釈できるんだけど、ようは自我が強い馬鹿というふうな感じ。
確かにネットだと「みんな発言者」という状況になっていますね。
Twitterなんかみてるとただのそこらへんの人が「フォロワー減ったよ」とかつぶやいてる。
いや、ただの普通に歩いてる人なんだし。
発言者になる事によって自我が凄まじく大きくなっている一例なのかもしれない。
ようは何のプロでもない人々が威張っているという社会になっているらしい。
そこには「のんびり生きよう」という気持ちがあまりないようだ。
不遇の自分のうっぷん晴らしが横行している。
天下国家を語るとか宗教に没頭ばかりするとかまでいくとなんだか気の毒なような気もする(大事な問題ではあるけれどね)
たぶん下品の概念が変わってきているのかもしれませんね。
金満主義な反面、精神的なものを求める不思議な民族な日本人。
面白いけど、この本を買った時点でB層確定な気がします(笑)
私が笑ったのはB層は「激辛好きの馬鹿」とも書いてあってわらた。
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日本をダメにしたB層の研究 適菜 収 (著)

日本をダメにしたB層の研究 感想
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最近サブカルもオタクもつまんなくなりましたね。
自称する連中ばかりが多くてゲンナリしてます。
面白い文化って自分で見つけないといけないね。
メジャーもマイナーも関係ないっす。
読んだ本の感想です。(批評ではなくただの感想)
読んだ事がない人向けに書いてるつもり。
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