今日の1冊 破戒 島崎藤村(著) | おにぎりくんの感想部屋

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本願寺月光蟲です。

先日久々に九州の知り合いと電話で話したんですが、そいつは28歳。
そいつが言ってたんだが友人が結婚しようとしたら相手の親が「あそこんちは部落だから」という理由でご破算になったという。
信じられない話だ。この現代社会においていまだにそんな事言ってる奴がいるなんて。
いまどきそんな話を真面目に考えて結婚を反対するなんて最早キチガイの領域であります。

デーブスペクター(ジャングルの王者たーちゃん似)が前に言ってたけど、生まれたエリアで差別されるなんて日本だけと言ってた。

外国の場合、スラム等もあるし日本でもある一定の地域は生活保護者が多いとか治安が悪すぎて住みたくない場所はある。
だが、それと部落問題は全く別のような気がする。

アメリカの場合、洗濯して外で洗濯物を干すと怒られるそうで、理由は「洗濯機を買えない層が住んでるなんて思われたら地価が下がるから」という。
アメリカ人は洗濯機で乾燥までやる文化で、外に干す人というのは乾燥機能がついてない安い洗濯機しか買えない奴か、洗濯機をもってない貧乏人だからという理由らしい。
こういうのはようは地下が下がる問題であり、貧困だの経済の問題だというわけで部落問題と全くちがう。

日本独自の差別、部落でありますが、平成も20年以上経ってるのにいまだにそんな差別がほんとにあるってのが根深いのかなあ?とか思うわけです。
そもそもほんとにそんな差別するような奴が差別されて良いわけです。

日本独自の差別でそんなん親は選べないし住む場所も子供には選べないんだからさあ・・・・。

て、事で久々に部落小説の代表的なものを読んだ。
超久々に読むといろいろと発見がありますよねえ。

当時の部落差別がいかに厳しかったか、凄いです。
生きてらんない位厳しい・・・・。

あんま正論すぎる正論は面白くないのでいいたかないけど部落差別なんかほんとどうでもよい問題なはずなのにいまだに残ってるというのがびびる。
ぜひ、これを読んで差別をなくしてほしいと思ったりします。
ひでえよなあ、この小説の話・・・。

今日の1冊 破戒 島崎藤村(著)


破戒 感想
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最近サブカルもオタクもつまんなくなりましたね。

自称する連中ばかりが多くてゲンナリしてます。
面白い文化って自分で見つけないといけないね。
メジャーもマイナーも関係ないっす。

読んだ本の感想です。(批評ではなくただの感想)
読んだ事がない人向けに書いてるつもり。
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