今日の1冊 怒羅権(Dragon)―新宿歌舞伎町マフィア最新ファイル 小野 登志郎 (著) | おにぎりくんの感想部屋

おにぎりくんの感想部屋

基本はコンビニや専門店のおにぎりの感想

本願寺月光蟲です。

新宿にたえず近い場所に住み続けてかなり長くなりました。
新宿の歌舞伎町という場所はあまり行かない。
人種が合わないというよりも用事が無いからだ。
たまに映画だので通りかかったり新宿ロフトに行くときに歩くとかですかね。
昔はラブホテルを使ったりした時もありますが汚いんだよなあ。

街全体がよどんでいる、そこが居心地が良い人が実はかなりの数いると思います。
新宿歌舞伎町はどうしても遊ぶ人種を選ぶような気がします。

とにかくうざい人が多いし、裏にいけばあきらかに怖い人も。
前に歌舞伎町のゲーセンで遊んでたら格闘ゲームで勝った奴に負けたチンピラが拳銃ちらつかせてるのを見たことがある。
たかがゲームでもリアルファイトになりそうな空気がある人がいる。
女はバッグを見れば風俗女だとわかるし、けばければキャバ、ホストに乞食、そして。。。。。。。。

外人だ。

外人、最近は黒人も多い。

でもやはり韓国、中国が多いような気がします。
少し前にチャイニーズマフィアが新宿でめちゃくちゃやってる、というのを新聞で何回も読んだ。
そりゃおっかないイメージあるよなあ。

で、興味ありありなんで読んでみたのだが・・・・・

よくこの作家は殺されなかったというほど凄まじい。
いわゆる中国残留孤児の2世、3世。
居場所がないままそのまま新宿。
その暴力性には凄まじいものがある。
祖国はどこなのか自問自答しつつも日本で暮らす彼らだが幼少時にやはり差別されたりしてきている。

そりゃ暴れるだろうなと思うけど物騒なのはいくない。
で、中国の女も大量に歌舞伎町にいる。
その女たちも不幸なんだけども、ただ、非合法な事をやるのはいかがなものか??

と、新宿歌舞伎町の裏側がいかに怖いか、いかに警察がずるいか?等綿密な取材によって書かれている。

だが、読み終わってふと思ったんだが・・・・・

あそこの街って遊ぶ人、働く人を選ぶんだよね。
あそこをひとつの島として考えたら良いんだよなあ。
あそこで働いてる人も遊んでる人もいつも同じ人ばかりなような気がする。

あそこで国を作ればほかの地域に安全が少しは約束されるのかもしれない(笑)

今日の1冊 怒羅権(Dragon)―新宿歌舞伎町マフィア最新ファイル 小野 登志郎 (著)



怒羅権(Dragon)―新宿歌舞伎町マフィア最新ファイル 感想
■■■■■■
最近サブカルもオタクもつまんなくなりましたね。

自称する連中ばかりが多くてゲンナリしてます。
面白い文化って自分で見つけないといけないね。
メジャーもマイナーも関係ないっす。

読んだ本の感想です。(批評ではなくただの感想)
読んだ事がない人向けに書いてるつもり。
■■■