アイドルブームだそうです。
CDが売れない時代に200万枚も売るアイドル商法には複雑な気分になりますが実際は良い事のほうが多い。
売れるヤツがいるからマイナーな連中もデビューできたりしているからだ。
映画でも同じでメディア戦略というのはそういうふうにできている。
昔ジブリが当たった頃徳間書店はわけわからん漫画雑誌や売れない本ばかりだしていたがジブリが当たっていたからこそ会社も潰れないし新しい作品を世に出せたわけです。
ビジネスで考えたらそれが一番なような気がする。
それが今たまたまアイドルが牽引しているだけかと思います。
アイドルに萌えたのはおにゃン子だったけど解散どころか初期メンバーが消えるのを見て私も卒業(笑)
そこから先、アイドルに夢中になった事はない。
なんかこう、エロとアイドルって昔はあんま接点がありそうでなかったが今のアイドルは露骨にエロを売りにしてるのもなんか嫌です。
そもそもアイドル本人達に全くお金が入らない構造は昭和からで、そこがバンドとかとは違うきな臭さを感じます。
アイドルの道は険しい。
しかもファンはすぐ消えるし。
ジャニーズも今の女の子アイドルもそうなんだろうけど、アイドルをやめた先輩が身近にいるわけだが心の中では多分「私はずっと売れていく」と思っているんだろうなあ。
自分も客も大人になっていくし、何より新しいヤツがどんどん出てくるわけでそこに「飽きられない」という事はないよなあ。
そりゃ病んでいくわな。
この本は引く話がいっぱい。
13人の元アイドルの過去が笑えるのでお勧めです。
特にもちずきる美の過去が凄い。
ダウンタウンに土下座させられ顔面殴られたという話は壮絶。
ほんとかよって思うが多分ほんとなんだろうなあ、と。
今日の1冊 私がアイドルだった頃 谷川晶一 (著)

私がアイドルだった頃 感想
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最近サブカルもオタクもつまんなくなりましたね。
自称する連中ばかりが多くてゲンナリしてます。
面白い文化って自分で見つけないといけないね。
メジャーもマイナーも関係ないっす。
読んだ本の感想です。(批評ではなくただの感想)
読んだ事がない人向けに書いてるつもり。
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