今日の1冊 「意識高い系」という病~ソーシャル時代にはびこるバカヤロー 常見 陽平 (著) | おにぎりくんの感想部屋

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本願寺月光蟲です。


画面の前の貴方は「意識高い学生w」という言葉を知っているだろうか?
これちょっと中2病と言われる人と似ているも少し違う。

ようは

自分を高く見せようとする
人脈作りに熱心で権威ある人と挨拶程度しただけで友人気分
就職活動において頑張り方のアンテナが違う
中身がないからディぺートに実は弱い


という感じだ。
インテリ思考の中2病といったところでしょうか。

別に若者叩きではなく本当にこういう連中がいる。
ポイントは自分を高く見せたいとする所であろうか。

受験や就職試験というのは誰もが突破しないと行けない問題であるけど問題はその先だ。
頑張るのは構わないけど、受験のための勉強だの就活だけの行動は実は大した問題ではないと思ったりする。
問題はその後のほうが問題であり、その会社なりに入った後のほうが人生大事なわけです。

「意識高い学生w」という人達は目標や目的がズレているわけで。
やる気があるのは構わないが、コネや人の発言ばかりに頼ったとこで何もならないような気がする。
それならコンビニでバイトしてたほうがずっと社会勉強になるような気がする。

ようは、他人を見下す連中と言うか、頑張ってる自分は偉いという承認欲求なんだろうな、と思う。
若さゆえに間違いもあるかもだし、こういう学生は昔からある一定数はいたような気がする。
だが近年さらに急増しているっぽい。

不景気、就職難である時代やる気がある連中がむくわれるべき社会になることを私も望みますが、なんかこう順序が違う気がしてならない。

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若者叩きの本かと思いきや、著者の常見氏も「昔も自分は・・・」「昔を考えると恥ずかしい」とちゃんとそんな事まで書いてある。
そんなとこも面白い本です。
そして、実は注釈が面白い本でもありました。

若者叩きな本ではなく、今の世の中を繁栄している本だと思います。
自意識過剰の波が日本を覆っていますね。

この本お勧めです。


「意識高い系」という病~ソーシャル時代にはびこるバカヤロー 常見 陽平 (著)



「意識高い系」という病~ソーシャル時代にはびこるバカヤロー 感想

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最近サブカルもオタクもつまんなくなりましたね。

自称する連中ばかりが多くてゲンナリしてます。
面白い文化って自分で見つけないといけないね。
メジャーもマイナーも関係ないっす。

読んだ本の感想です。(批評ではなくただの感想)
読んだ事がない人向けに書いてるつもり。
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