今日の1冊 ミステリーの系譜 松本 清張 (著) | おにぎりくんの感想部屋

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本願寺淳です。


家族だの村だの血だのって、日本は島国であってすんごい閉鎖的な気がします。
村八分なんて言葉、私は勿論嫌いだったりする。
いじめ文化って日本の悪しき習慣でみんな同じじゃないとダメで、目立つ行動をすると今なら中2病とか言われたりする。

外国はどうだろう?
と、考えると実は似たようなもので、いじめは蔓延している。
人間社会はいじめに満ちていて実は動物の弱肉強食世界だ。
真面目に生きてれば悪いヤツのほうが金を稼ぐし女にもモテる。
女で悪いヤツはとにかく目先の金ばかりで男を利用したりする。
日本の場合、モテ格差的なものでいじめが蔓延しているような気がします。

外国でも日本でも大量殺戮を決行するやつはキチガイを覗くとやはり原因はいじめだったりする。
アメリカの銃乱射だのの事件の根底にあるのはいじめだったりする。

日本の「覚悟をもった大量殺人」は32人殺しだ。
村民の大半を殺そうとした男は最後には自殺。
その根底にあるのはいじめだったりする。
しかも、日本人たるゆえの村社会、血、乱れた性関係の末の強行を起こして死んだ男のルポ。
読み応え充分。

そして、この本に描かれてるほかの章は「日本における人肉食い」の事件のルポだ。
実はこっちも日本人がわかるようなルポだ。
村社会、知恵遅れ一家で娘を食べた家庭のルポは今の時代でも生々しく、あまり時代を感じない。

これを読んでる貴方の家の隣の住民も人殺しかもしれないね。

ただ、この本を読んでて思ったのは・・・・
最近の殺人者には覚悟もないし知性もないのが気になります。
時代というものを考慮すると自分勝手な人が増えたという事かね??
死刑になりたいから殺人するとか、もうわけわからん。


今日の1冊 ミステリーの系譜 松本 清張 (著)



ミステリーの系譜 感想

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最近サブカルもオタクもつまんなくなりましたね。

自称する連中ばかりが多くてゲンナリしてます。
面白い文化って自分で見つけないといけないね。
メジャーもマイナーも関係ないっす。

読んだ本の感想です。(批評ではなくただの感想)
読んだ事がない人向けに書いてるつもり。
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