ここはgooという場所でのブログなんですが、なんかこう不便さを感じています。
誰も観てないとはいえども自分にとって使いがってが非常に悪い。
本題
世の中キチガイは大勢いるがその大半は「金」が人を狂わせてたりする。
そもそも殺人事件が起きると騒ぐ人が多いわけです。
キチガイ扱いされてる殺人者の場合、マスコミでネタになるし飲み屋での話のネタになったりもするわけです。
その場合、「動機」というものがわからないからネタになるわけです。
が、実際キチガイの殺人だのなんだの騒いだとこで、詰まるとこ
金
恋愛関係(性欲含む)
この2つになるわけです、そこで何人殺したかによってキチガイ指数が計られてるような気がします。
ドラマとか映画で「どうせ死刑だし何人殺してもかまわねえんだよおおおお」みたいな台詞がありますが、ようはそういう事なわけで、殺人者でも「いっせんを超える」とあきらめ感、そして開き直りなだけで、これを考えるとキチガイってわけでもないような気がする。
例えば100人殺したとして金品を奪い、死体をバラバラにして捨てるとするっしょ。
この場合ばれたら「平成の殺人鬼」とか「死体を切断するなんて・・・・」みたいな論調になるわけですが、こういうのも結局は、
「いや、あの、死体重いし持ち運んで捨てれませんから」みたいな事なんだよね。
そりゃあそうだろう・・・とも思う(笑)
それがマスコミやニュースやネットで流れると「きもちわるい」「きちがい」とかになるわけ。
ようは「重い」「持ち運ぶのめんどい」という理由だったりする(笑)
それが「稀代の殺人鬼の猟奇殺人・死体を100個にわけ運ぶ鬼女」とかになるわけですよ。
動機も大半は金か恋愛が9割。
快楽殺人者だって結局性欲なわけで。
バラバラ殺人も彼らにしてみたら「重いから切断したんだよ」ってなだけで。
だが、問題はこういう連中は捕まるまでは犯罪者ではないわけです。
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世の中にはバレなきゃ何をしても構わないという人が少数いる。
そこに自責の念は全くないし、金とセックスだけしか考えないヤツがいて、法律に両方共触れたとこで罪悪感などない。
この場合もキチガイではない。
例えばナンパ、キャッチ、、風俗女、ヤクザ、ちんぴら、強盗、空き巣、下着泥棒、風俗女が普通の子を勧誘して誘う、こういうことに全く罪悪感というものがない人が少なからずいる。
これもキチガイではない。
一生その暮らししかできない確率ははるかに高いだけで、一生日陰。
それに対して深い考えすら持たない能天気さは凄いものがある。
「ただの自分勝手」なやつだ。嘘と金にまみれて偽名だの嘘で儲ける。
この「ただの自分勝手」に限度はない。
この本の内容、出版社のインフォをみてみよう
↓
この本から、事件が動き始めた!
「他にも人を殺しています。警察はそのことを把握していません」。
死刑判決を受けた男・後藤良次が、獄中で衝撃の自白を始めた。
被害者は複数人、そして首謀者はまだ娑婆にいる----
はたして、奴の話は真実なのか!?
告白を受けた雑誌記者は独力で現場を歩き、関係者への取材を開始した。
やがて、明るみに出てきた衝撃の事実とは......
法治国家・日本の暗部を抉りだして、ついに警察をも動かした迫真の取材記録!人を殺し、その死を巧みに金に換える“先生”と呼ばれる男がいる―雑誌記者が聞いた驚愕の証言。
だが、告発者は元ヤクザで、しかも拘置所に収監中の殺人犯だった。
信じていいのか?記者は逡巡しながらも、現場を徹底的に歩き、関係者を訪ね、そして確信する。
告発は本物だ!やがて、元ヤクザと記者の追及は警察を動かし、真の“凶悪”を追い詰めてゆく。白熱の犯罪ドキュメント。
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この本は私達(?)みたいな犯罪系の本好きな間で結構話題に。
なにが凄いって何十年も「先生」と呼ばれるヤツがいて、そいつは頭がずるがしこい。
仲間が捕まって死刑判決の後いきなり「他にも殺した。警察はそいつをしらねえ」からはじまり、警察ではなく記者が犯人というか首謀者を追い詰める。
そもそも「先生」って呼ばれてるようなヤツにろくなやつはいないわけですよ。
この事件の首謀者は「先生」と呼ばれ、ようは経済ヤクザに近く、世間知らずのおっさんたちを騙し土地をとりあげる。
土地をとりあげたあとはなんだかんだで殺人なんだが、またこれが巧妙すぎ。
よくありがちな「お前が考えてやれ。ジューサーとかがいいらしいぞ?」的な曖昧というかヒントをあげるだけで、「誰も殺せとはいってない」みたいな・・・・。
この記者の追い詰め方は後半凄まじい物語性をおびます。
この「先生」、最後かお写真まで晒されていく。
犯罪本収集家も認めた1冊です。
面白いです。
キチガイでなどなく「なんか偉そうだけど、お前結局金やん」てな話。
グレーゾーンな事やってたヤツばかり集めて配下に置くとか、しかも実行犯にならないよう上手い具合に押し付けて子分を犯罪者にしたてあげていく。
面白い本です。
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凶悪―ある死刑囚の告発 「新潮45」編集部 (編集)

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最近サブカルもオタクもつまんなくなりましたね。
自称する連中ばかりが多くてゲンナリしてます。
面白い文化って自分で見つけないといけないね。
メジャーもマイナーも関係ないっす。
読んだ本の感想です。(批評ではなくただの感想)
読んだ事がない人向けに書いてるつもり。
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凶悪―ある死刑囚の告発 感想