最近映画の環境が凄く変わってきていてそこが気になります。
映画雑誌にいたっては9割の雑誌は女性向け。
スタイリッシュで写真も芸術家が撮った様な雑誌。
たまにその手の映画雑誌を読む事もあるんですが、貴重なのはインタビュー程度で他に読むページが男子の私にはない。
なんだか映画を文化だの芸術だのにばかり分類ばかりしてて、あげくにはただのバカ映画なのにカルトと評したりしている。
実につまらん。
そもそも商売なんだし監督や企業が「最初からマニア向けで作れ」なんていうわけもない
元々は商売上の事を考えヒット作を狙うに決まっている。
そこで結果的に売れなかったり、内容がずさんすぎたりする訳で、そこでB級だのカルトが生まれるはずだが今の映画産業というより客が最初から「カルト映画が見たい」とか言う気持ちで映画を選ぶのでたちがわるく、芸術かカルトかの2極文化。
芸術映画系、カルト志向系の自称映画ファンは、「泥臭い映画は絶対に認めない」という感性の鈍さを露呈している。
女性向けの映画雑誌に載ってるものを男子がそれにあわせている。
情けない話だ。
バカな中学生が見る映画をバカにするヤツはそもそも映画ファンでもなんでもないと思います。
■■■
今日の1冊
映画秘宝EX最強アクション・ムービー決定戦
町山 智浩 (著), すぎむらしんいち (著), 花くまゆうさく (著), 古泉智浩 (著), コンバットREC (著), 広江礼威 (著), 今石洋之 (著), 江頭2:50 (著), 江戸木純 (著), 杉作J太郎 (著), 藤木TDC (著), ギンティ小林 (編集),
オトコが読める映画雑誌は現在2誌。
「キネま旬報」は年寄りの映画ファンばかりが読むので却下。
男子は「映画秘宝」と「トラッシュアップ」しか読む映画雑誌しかない。
「映画秘宝」は創刊号前から好きな雑誌で今でも毎月かかさず読んでいる。
最近の「映画秘宝」はライター陣に入れ替えが結構ありパワーがなくなりつつある反面男子が読める数少ない雑誌なので惰性で読んでる。
そこで別冊映画秘宝のこの本がでた。

表紙だけで童貞臭さ満載であります。
スタンスは初期の秘宝です。
ライター陣も個性ある人と初期映画秘宝の書き手ばかり。
面白くないわけがない。
国別のアクションヒーロー物の紹介で、そこに書いてある映画全てが「知能指数ゼロメートル地帯」な映画ばかり。
国別に紹介してあるところも「バカ映画の国民性」がわかるというものだ。
もちろん私が言う「バカ」は褒め言葉であり、カルトだのB級との枠ともちがう。
興行収入が成功したモノも多く、その裏話も満載。
こういう下らない知識こそが映画をより楽しめる秘訣ともいえます。
女性でもアクション映画好きなら絶対に必読の書とも言えます”
■■■
最近サブカルもオタクもつまんなくなりましたね。
自称する連中ばかりが多くてゲンナリしてます。
面白い文化って自分で見つけないといけないね。
メジャーもマイナーも関係ないっす。
読んだ本の感想です。(批評ではなくただの感想)
読んだ事がない人向けに書いてるつもり。
■■■