自称する連中ばかりが多くてゲンナリしてます。
面白い文化って自分で見つけないといけないね。
メジャーもマイナーも関係ないっす。
読んだ本の感想です。(批評ではなくただの感想)
読んだ事がない人向けに書いてるつもり。
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セックス嫌いな若者たち 感想。

セックス嫌いな若者たち 北村邦夫 (著)
男性向けの本です。
少しだけ女性の話も載っていますが男性の事ばかり載っています。
興味深い内容が書かれています。
イケメンというよりヤリチンだけが複数の女子を独り占めにするからそういう状況が起こる部分も無いとは言えないが、ようは、
コミュニケーション能力
女子がビッチに見える
そもそもオナホールのが気持ち良いし、女に金かけるのはバカで無料でエロいものが見れる世の中
潔癖症
これらの考察がなされている。
私は男子であるからして多少はわかる。
この本で考察しているのは現代社会の性のあり方。
それも男の本音で書かれている。
面白いのが、
セックスする前に女と話してたらキャバクラで働いてた、みたいな話が出た時点でエロオヤジ、やりちん以外はもうその気にならない男ばかりになってきている。
女はとにかく金がかかる
振られるとプライドが傷つく
ビッチな過去をたいした事がないと思ってる女は動物でしかない。
色々な例が紹介されている。
さて、私や今これを読んでる男性諸君はどうだろう?
昔に比べたら
「確かに気持ちはわかる」という部分も少なからずあるかもだ。
一昔前は一人で処理するのはセックスの変りであり、「同じ事」だったのに対し今は「全くの別」になっているのが現状みたいです。
何より女の人が金や地位が高いのも当たり前な時代になってきているので傷ついて来なかった男性は恐がって声すらかけれないという内容も書かれている。
エロの文化的背景もあるわけですが、お金の問題もかなり重要になっている。
あとは顔面でしか判断されない、という臆病な気持ち。
コンプレックスを克服できない弱さなども描かれている。
いわゆる「そういう若者」にしてみたら開き直るしかない。ヤリチンが多くいる以上負けだと思ってしまいさらに袋小路になっているようです。
悪循環。
若いヤツというよりも女性向けの本かもしれません。